クレヨンを、男の子色と女の子色に分ける遊びをしたことがあります。
3歳の頃だったと思います。
その際、水色は男女どちらの色にするか友達と意見が合わず、ケンカになってしまい、母親に叱られたことを覚えています。
「水色が男か女か?!そんなことどっちだっていい!友達とは仲良くしなさい」と言われた記憶があるのですが、本当かどうかはわかりません・・・
ちなみにその時私は、「水色は男の子色」と主張していました。
水色は青色の一種だから、男の子色と判断したのだと思います。
私の子供の頃は、女の子のランドセルは赤、男の子は黒というのが当たり前でしたし、体操着も男女で色分けされていました。
しかし、3歳児がすでに色を男女分けするなんて・・・
そもそも、赤やピンクは女の子用、黒や青は男の子用、という世間の勝手な決めつけは、いつから行われるようになったのでしょうか?
「男女の色分け」は、男女差別や、性は男と女の二種類しかないといった考えに繋がりかねません。
「セクシュアリティーはグラデーション」
まずはこのことを、意識して理解することから始めてみることにしましょう。
性的マイノリティーへの理解は、いっこうに進まない男女差別社会の改善にも役立ってくれる気がします。