きんえんSwitter

医者の心の目で日々を綴ります

お盆と蝉と花火の晩夏

2022年08月16日 | その他
8月は原爆の日や終戦記念日、そしてお盆を迎える時期なので、「死」というキーワードがついてまわる月である気がします。

台風が上陸した土曜日を避け、日曜日にお墓参りに行ってきました。
高齢で出かけることが難しくなった両親に代わって、祖父母の墓参をし、お寺にご挨拶をし、早速両親に電話で報告しましたら、とても安心したようでした。
これもひとつの親孝行なのかもしれません。

お盆をすぎると、セミの亡骸をよく見かけるようになります。

今朝、駐車場のアスファルトの上にセミがひっくり返っていたので、足でちょっとつついたら、ジジッと声を出して飛んでいきました。

セミやカブトムシなどの昆虫は、背中側に重心があるので、体力が弱ってくると、ひっくり返りやすく、アスファルトのようなつかまるところがないところでは、体勢を元に戻せず、そのまま死んでしまうことが多いようです。

生きていれば、いずれは必ず死んでしまうわけですが、アスファルトの上で干からびながら死ぬよりは、子供の頃を過ごした居心地の良い土の上で最期を迎えるほうがセミだって幸せだと思うので、見つけたらなるべく土や木のあるところへ移動させるようにしています。



この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« トライ·アンド·エラー | トップ | クラスター発生を省みる »
最新の画像もっと見る

その他」カテゴリの最新記事