8月は原爆の日や終戦記念日、そしてお盆を迎える時期なので、「死」というキーワードがついてまわる月である気がします。
台風が上陸した土曜日を避け、日曜日にお墓参りに行ってきました。
高齢で出かけることが難しくなった両親に代わって、祖父母の墓参をし、お寺にご挨拶をし、早速両親に電話で報告しましたら、とても安心したようでした。
これもひとつの親孝行なのかもしれません。
お盆をすぎると、セミの亡骸をよく見かけるようになります。
今朝、駐車場のアスファルトの上にセミがひっくり返っていたので、足でちょっとつついたら、ジジッと声を出して飛んでいきました。
セミやカブトムシなどの昆虫は、背中側に重心があるので、体力が弱ってくると、ひっくり返りやすく、アスファルトのようなつかまるところがないところでは、体勢を元に戻せず、そのまま死んでしまうことが多いようです。
生きていれば、いずれは必ず死んでしまうわけですが、アスファルトの上で干からびながら死ぬよりは、子供の頃を過ごした居心地の良い土の上で最期を迎えるほうがセミだって幸せだと思うので、見つけたらなるべく土や木のあるところへ移動させるようにしています。