3連休がとびとびに来ると、ちょっと嬉しいですね。
先週末は学会のために横浜へ行き、その足で大学のOBオケの演奏会に参加するために岡山へ直行しました。
移動日がちょうど大雨と重なり、東海道新幹線が遅れ、予定が少し狂いました。
駅は突然の運行停止で、足止めをくった人たちでごった返していました。
チェロを背中に担ぎ、荷物カバンを持ち、しかも履きなれない革靴のせいで足も痛いという状況でしたので、混雑した場所はとてもつらかったです。
けれどもJR東海のホームページで逐次、各列車の遅延予想時間と発車状況を知ることができたので、比較的空いた駅ビル内の座れる場所に移動して、安心して待つことができました。
1時間10分遅れで出発しましたが、京都駅前では8本の列車がホームに入るのを待っていなければならなかったなど、結局、岡山には2時間遅れで到着。
ちょうどお昼時でしたが、運行再開がいつになるかわからないと分かった時点で買っておいた飲み物とお弁当を、列車に乗ってからゆっくりと食べることができました。
列車運行再開後のピストン輸送も、かなりスムーズに行われていたようで、乗客たちもパニックにならず、私自身も不安は感じませんでした。
あのような状況下では、想像をはるかに超える多くの人たちが働いてくれているのだと思います。
その方たちが、それぞれの持ち場で仕事をしっかりとこなしてくれているおかげで、何万もの人たちが安全に移動することができるのですね。
今回の列車の遅延は大雨という自然現象によるものでしたが、列車が2時間遅れたために、指定席特急券の払い戻しをしてもらえました。
そのことを教えてくれたのは、改札口で対応をしていた駅職員でした。
彼女は普段は他の部署で働いていて、緊急応援のために改札口にいたようで、テキパキとひとりひとりの切符を確認し、(私のように)遅延時間がわからないという人に対してはスマホで確認し、払い戻し可能かどうかを教えてくれました。
考えてみれば、実にAmazingなことが行われている国なのだなあと思いました。
明石のあたりではきれいな夕日が見られました。