きんえんSwitter

医者の心の目で日々を綴ります

しもやけ・あかぎれ

2021年01月14日 | ヘルスリテラシー
冬至はすぎましたから、明るい時間は長くなっていっているはずですね。
でも寒さはまだまだ続きます。

昨年の春から少しづつ増やしてきた我が家のベランダの植物たち。
直接霜がおりないような場所に移動させてありますが、寒風にさらされ、気温が氷点下になることもしばしばです。
部屋の中に入れてあげるべきか否か、彼らの様子を気にしながら毎朝出勤しています。

今のところの結論は、「一冬そこで耐えてくれ!」です。

つらい冬を耐え、克服した者だけが美しく春を迎えるのだ!と信じています・・・。
もちろん、単なる「放置」ではなく、適切な水やりやケアをしながら、常に気にかけていこうと思っています。

自分自身にも冬場のケアを追加しています。
職場は中央制御で暖房がきいているはずなのですが、事務仕事をする部屋がなぜか冷蔵庫みたいに冷えるのです。
手に触れるデスクの冷たさに痛みを感じるほどです(笑)

なので、デスクにはキリム(トルコ製ウールの織物)を敷き、常にハンドウオーマーをしています。
さらに足元には温風ヒーター。
また、部屋では乾燥を防ぐために、古い湯沸かしポットの蓋を外してお湯を沸かし、常に加湿しています。

手にしもやけやあかぎれを起こしている人はいませんか?

しもやけにならないようにするには、第一に冷やさないことです。
肌の色が紫色になっているのは、血のめぐりが悪い証拠ですよ。
手を洗うときは、冷水ではなく、できればぬるま湯を使いましょう。
外を出歩くときは、必ず手袋をしましょう。
家の中にいても厚手の靴下をはいて、つま先が冷えないようにしましょう。

肌の冷えに乾燥が加わると、あかぎれをおこしやすくなります。
アルコールや石鹸をつかうことが多くなったので、よけいに気をつけなければいけません。
手を洗ったあとは水分を十分にふきとってから、ハンドクリームを使いながらマッサージするといいですね。
食器洗いなどの際にはゴム手袋をしましょう。

ちょっとしたケアで、自分をしっかりといたわってあげて、楽しく冬をすごしましょう。












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