佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

漫画界の行く末

2009年06月17日 00時35分23秒 | アニメ・コミック・ゲーム
 
 時間がないので小ネタで。
 
 
 うちの近くの某大手系列のお店で、
コミックレンタルが始まりました。
1冊40円でオープン記念やっています。
 
 
 これ、以前から思っていたんですけど、
現在、CDやDVDでそうですが、
販売することとレンタルすることを同じ店がやるというのは、
実際どうなんでしょうかね。
素人目からすると、マイナスの部分が多い気がするんですが、
逆に相乗効果があるんですかね?
というか、個人的には自己矛盾に感じるんですけど。。。(苦笑)
で、今回、マンガのレンタルです。
既に一部業者では行われてきたんですが、
ついに大手が参入ですね。
これ、漫画の単行本の販売に影響は無いんでしょうかね?
あと、漫画界にとってはどうなんだろうかなと。
 
 
 昨今、ネットの世界では、
漫画界の苦境について、
安い原稿料とか出版社の不誠実な対応、
休刊が相次ぐことなどが、
作者自身のブログその他で記事になっていますね。
で、コミックレンタルというのは、
漫画界にとってはどういうことになっていくのだろうかと。
 
 
 これ、大手が扱うということは、
著作権の関係もクリアしているのだろうから、
作者等にもいろいろ入るという点では、
マイナスばかりではないと思うんですね。
むしろ、もう一つ問題となっているマンガ喫茶というのは、
「喫茶」のついでにマンガ等が置いてあるという体で、
作者等にはマイナスが非常に多いシステムになっています
(私の記憶の範囲です。現在変化があったりするんでしょうか)。
あと大手チェーンが軒並み業績を上げている中古の問題。
古本というのはかなり昔から伝統的にありましたけど、
今のように大規模なものではありませんでしたし、
今のようにあっという間にCDやマンガ等の中古が
店頭に安値で並ぶ時代は想定されていなかった訳ですし。
この業界的には、リサイクルという観点等も含めて
その正当性を訴えているという状況ですが、
作者側にとってはマイナスが多く
漫画業界にとっては多くの苦境が存在している訳ですね。
 
 
 遠目に見たところ、
置いてある冊数自体はあまり多くなくて、
マンガ喫茶とかの方が現状では品揃えは豊富そうです。
ただ、家で読めるというメリットはありますね。
1冊40円のレンタル、、、
いずれにしろ、作者に入るものというのは
微々たるものなんでしょうし、
作る側の悩みは減りそうにないですね。。。