己を知る

　クセがあるんですよね誰しも
　
　
　身体のクセや考え方のクセや
まあいろいろあって
それは生まれつきのもの＋後天的なもので
その割合だったりするんでしょうけど
　　
　
　そのクセが
何かをなす時に邪魔になることがありまして
　
　
　個性として捉えられれば（自分も周りも）良いのですが
他人と関わっている時に
それが弊害になってしまうことがあります
　
　
　気づかないうちに
そのクセの上に技術をのせていくことになるので
身体のクセ＋技術
考え方のクセ＋技術
で
＝何が出てくるか。。。
　　
　
　ここまで書いて
怖い話だなって思う方もいると思いますが
誰しもあることだと思います
音楽に限らず
スポーツとか仕事とか家庭とかなんでも
　
　
　そういうクセは
なるべき早く見つかった方が（気づいた方が）良いのですが
自覚することはなかなか難しかったりします
　
　
　ということを
指揮法の受講生のアーカイブを見ていて思っていました
　
　
　指揮であれば映像
歌であれば録音して見聞きするのが
一番手っ取り早いのですが
これはなかなか辛い作業なわけです
　
　
　難しいのは
この作業に慣れ過ぎてしまうことも
良くないのですが
（痛みをちゃんと感じることの大事さ）
　
　
　こういうところに出てくる人たちは
すごいですよね
傷を負うって分かっていて行くわけですから
　
　
　かく言う私も
いろいろ傷だらけですけどね（笑）
　
　
　こと指揮に限って言えば
ファイルの整理とかをしていると
10年前とかに出した映像資料とかが出てきたりして
もう怖くて見られないですよね（笑）
　
　
　でも怖いもの見たさでちらっと見て
変わったところと変わり切れてないところを感じて
傷を受けて次に進む（涙）
　
　
　東京に居た時に指揮を習った映像は
実はビデオテープに残っているのですが
（当時はテープを持参して行き
録画してくれたのを持って帰って見ていた）
今は見る手立てが無いけど捨てられないですね
怖いから見られないけど（笑）
　
　
　あと映像を見ると
ガリガリ時代も丸っこい時代も見ないといけないから
余計な傷まで負ってしまうという😂
　
　
　傷の痛みを知っている分
もう味わいたくないと思うわけですが
痛みを感じなくなることの方がどれだけ怖いかも知っているので
　
　
　ああ大変😣