<H28年の「六郷野中」付近の航空写真>
(国土地理院ダウンロード写真に書き込み)
●歩いた日:2019年8月21日(水)
●歩いた所
・六郷:馬場
・野中:沢田、宮崎、上村、押切、上明子
・六郷東根:押切、北紀の国、東紀の国、南細田、下関田、筑後屋敷
●歩いたログ(足跡)(道のり6.3km)
(以上の地図:国土地理院)
最後に、いつものように航空写真をご覧いただく。まずは「六郷」の街に近い「野中」辺りの写真である。
(H28年-1)
今回歩いた場所もH28年の写真がある。きれいな写真で、見ているだけでも楽しい。分かりやすいようにポイントになるところを書き入れてみた。
「野中の一本杉」がくっきり写っている。その北に「上村神社」がある。境内の木立を見るときれいなコの字型になっている。今回訪れた時は、入口にある鳥居から社殿近くまで、参道の両側には切り株が残っていた。H28年以降に伐られたようだ。
同じ所のS51年の写真。
(S51年-1)
「六郷バイバス(県道11号)」が、国道13号から県道12号までの間しか通っていない。現在、バイパス沿いに住宅や多くの建物が密集しているその北側一帯には、田んぼや畑が広がっている。
「野中の一本杉」の場所は公園として整備されておらず、田んぼの中に木がぽつんと立っている。
一本杉両側一帯に黒々とした田んぼが広がっている。区画を大きくする圃場整備事業を行っている最中と思われる。「宮崎」の十字路の左上の、橙色で囲んだ部分に注目いただきたい。圃場整備に着手されていない田んぼに残された昔の道跡のようだ。この道跡と繋がる道筋が整備中の田んぼを挟んで左右にのぞいている。
現在、右下のグランドのそばにある自転車競技場や野球場の場所は一面の田んぼである。
さらにS23年の写真。
(S23年-1)
写真右側から中央下にかけて、森林あるいは原野と思われる土地が広がっている。当時は灌漑が整っていない(「田沢疎水」がまだ通っていない)ため、田んぼにすることができなかったことを示している。
黄色線で現在の国道13号、県道11号(六郷バイパス)、県道12号を書き入れてみた。黄色線部分の県道12号は、本文で書いた通り、昔の道のすぐ南側に付け替えられたことがわかる。
「野中の一本杉」も「上村神社」も確認できる。
橙色で囲んだ部分には、S51年には無くなりそうになっていた道がくっきりと道筋が写っている。
今度は歩いたところの東の部分の写真で、またH28年から見ていただく。
(H28年-2)
本文に写真を掲げた「押切・紀の国会館」が、道に囲まれた三角形の敷地に建っていることがわかる。また、そのすぐ東側、県道と「田沢疎水」が交わる角に小さな社が建つ大きな木立が見える。
右端に「丸子川」がのぞく。「田沢疎水」は川の下をもぐって繋がっているようだ。
(その8に続く)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます