ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★秋田駒ヶ岳「男岳」(その1)

2017年07月06日 | 山・麓歩き

●出かけた日:2017620日(火)

●歩いたログ(足跡)

(以上の地図:国土地理院)

●ログの標高図

 44日に、「田沢湖スキー場」から雪の上を「駒ヶ岳男岳」に直登して以来、山には出かけておりませんでした。雪のない時期に「男岳」には何度か登ったことがありますが、雪の中で見た頂上や周りの景色をもう一度確かめてみたいと、登る機会をうかがっておりました。

 田んぼの作業が一段落した620日、終日快晴の予報でしたので勇んで出かけました。

 登山シーズンになると、8合目小屋に至る車道は一般車両の通行に規制がかかりますので、自家用車で小屋まで行けるか心配しながら車道の入口に着いて看板をみると、平日の通行規制は21日からで、この日は小屋まで車で行くことができ、ラッキーでした。

 今回は、GPSデータを利用して、横軸に「歩いた道のり」、縦軸に「標高」を表したグラフをあわせて掲げてみましたので、ご覧いただきたいと思います。

 それでは、本文に入ります。

 車で「田沢湖スキー場」前を過ぎて少し行くと、8合目に至る車道の入口がある。入口の交通規制の看板を確認して車を乗り入れる。ほとんど一車線分の幅しかない曲がりくねった道(確かカーブミラーが64基設置されていたと思う。)を速度を落としてゆっくり登る。

 今日まで平日に車が入れるので、タケノコ取りと思われる人たちの車が、道脇の狭いスペースに何台か止まっている。30分近く車を走らせて8合目小屋脇にある駐車場に着く。

 駐車場はほぼ満車で、なんとかスペースを見つけて車を止める。隣は関東のナンバーを付けた車で、60代と思われる夫婦に話を聞くと、景色を眺めるためにここまで登ってきたという。タケノコ取りの話になって、この辺りの竹藪の中にもタケノコが生えていると話すと、奥さんが、生えているところを見たことがないので見たいと言って、旦那さんが止めるのも聞かず駐車場下の竹藪に少し入って行く。結局見つからなかったようだ。

 身支度を整えて小屋を出発。

 小屋脇の道から登山道に入る。少し行くとややきつい登りになる。標高が上がり、展望が開けてきたところで小屋の方向にカメラを向ける。

📷0018合目小屋方面を望む

 絶好の天気なので登る人も多く、車がいっぱい止まっている。後ろの山は、左手前が「笹森山」、その右が「湯森山」、奥が「笊森山」である。「笹森山」東側斜面には雪がだいぶ残っている。北西風による吹き溜まりができるせいと思われるが、おかげでほかの場所では終わってしまった時期でも、ここでは「ニッコウキスゲ」などの花を見ることができる。

 さらに少し進むと、こちらの登山道にも大量の雪が残っている。

📷002:登山道の雪渓

 道は平らに削られロープも設置してあるので、危ないことはない。この辺り、私はだいぶゆっくりしたペースなので、次々と追い抜かれる。

 さらに高度を上げると、さらに遠くまで展望が広がる。

(その2に続く)


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