<「鞍掛山」と「岩手山」>
●出かけた日:2023年3月5日(日)
●「相の沢牧野」の位置図
●歩くスキーのログ図(足跡)(歩いた道のり:4.1km)
(以上の地図:国土地理院)
緩い傾斜地を登り続ける。しばらく行って振り返る。
左手のこんもりしたところがログ地図にある557mピーク。右奥に「高倉山」。
さらに登る。
牧野を区切る防風林を過ぎたところで再度振り返ったところ。
この辺りまで来ると東側の視界が一気に開ける。南東側に見える小高い所に向かって歩きながら、東側の山を望む。
「北上川」を挟んで「岩手山」と向き合う、端正な姿の「姫神山」。
少し南の方を望む。
以前から、山にしては優雅で優し気な名称だなぁ、と思っている「早池峰山」。
スキーの跡はこの先にもずっと続いている。歩くスキーのパンフレットを見ると、「春子谷地展望台」がコースの終点(ログ地図の青〇印)になっているので、右手前の松の木の奥の、やや小高い辺りがその展望台か。
ここで、午後12時半過ぎ、あいにく昼飯を準備してこなかったので、ここから引き返すことにする。
ログ図を見ると、帰りのログ(足跡)がジグザグになっているところがある。これは傾斜が少しきつく、まっすぐ滑り降りるとスピードが出てしまうようなところは、斜滑降・キックターンで降りてきたところである。それでも一回転んでしまった。
帰りに眺めた山の風景。
「鞍掛山」と「岩手山」。上に「岩手山」の外輪山が少しのぞいている。
そして、もう一度「高倉山」
右端に白いピークが写る。拡大して見ると崖のとんがりになっているので「乳頭山」(「岩手」では「烏帽子岳」)のようだ。
ここまでこの日の写真を改めて見て、雲が全く映っていないことに気付く。ほんとにいい天気だったんだなぁ~、と思ってしまう。
スキー・スノーシューの踏み跡をたどりながら降りる。途中から牧野の縁を下ってスタート地点に戻る。
スタートして右手奥の一本木に向かい、そこから左奥の雪原の高まりを少し越え、そのすぐ右手にある木立の中にある小さな丘まで行った。帰りは途中から左端、牧野の縁を来た。道のり4.1km。
車で帰る道すがら、快晴の「岩手山」を望むと、どうしてもカメラを向けたくなる。「雫石」の田んぼ中の道に車を停めて一枚。
平野部に押し出してきたように、ドーンとそびえ立つ「岩手山」には、心に何かを訴えかけるような存在感がある。「宮沢賢治」、「石川啄木」もこの山を眺めて詩想を練ったことだろう。
右端が「鞍掛山」、左端の斜面が「岩手高原スノーパーク・スキー場」のゲレンデ。
「岩手山」の姿を目に焼き付けて帰路につく。
(終わり)
岩手山、スノートレッキング、快晴にもめぐまれ素敵な一日でしたね。新幹線からの車窓からその堂々の山容を楽しみにしている一人です。
若い頃、盛岡市で数年暮らしていたこともあり、「岩手山」には特別の思い入れもあって、ブログ最後に「岩手山」の写真になってしまいました。
時折、川柳を楽しませてもらっております。これからもよろしくお願いいたします。