ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★歩くスキー、岩手・相の沢牧野①

2023年03月27日 | 山・麓歩き

<「牧の沢牧野」のスキー・コース>

●出かけた日:2023年3月5日(日)

●「相の沢牧野」の位置図


 
●歩くスキーのログ図(足跡)(歩いた道のり:4.1km)

(以上の地図:国土地理院)

 「岩手山」の東麓にある「鞍掛山」(897m)には2度登っている(2020年の秋に登った様子については「★鞍掛山(岩手山麓)に登る」と題して2022.11.27からブログに掲載)が、登山口の駐車場脇には登山道の案内とともに、次のような案内板も立てられていた。

 案内板の字がかすれてよく見えないところもあるが、「相の沢牧野」をフィールドにした歩くスキー・コースの案内板である。

 「相の沢牧野」は「鞍掛山」の麓に広がる広大な牧野である。

 「鞍掛山」の登山口にはキャンプ場があり、以前、登山に出掛けた時にそのキャンプ場から牧野を望んだのが次の写真である。

 この景色を見た時、牧野が真っ白な雪原になったらさぞやきれいだろう、歩き回ったら爽快だろうなぁ~、と思いました。

 そんな思いをずっと抱き続けておりましたが、この(2023年)3月5日(日)、朝から素晴らしい快晴に恵まれ、この機会に是非歩いてみたいという気持ちになり、勇んで出かけたという次第です。

 それでは本文に入ります。

 「秋田・岩手」の県境の長~~い「仙岩トンネル」を抜け、「小岩井農場」を通り過ぎて、我が家から2時間弱で「鞍掛山」登山口にある駐車場に到着。晴天の日曜日で「鞍掛山」の登山者やキャンパーが訪れているらしく、駐車場はほぼ満車。

 歩くスキーの出発点を確認するためキャンプ場に入っていくと、入ってすぐのところ、ちょうど二人のキャンパーが居る辺りが、牧野を歩く「銀河コース」のスタート地点になっている。車に引き返して歩く準備を整え、再びスタート地点に立つ。

 トレッキング・シューズに履き替えるのが面倒なので、そのまま長靴でスキーを履く。

 牧野に目をやると、踏み跡は正面と左手に2本延びている。正面にぽつん立つ木が見えるので、そちらに向かう。

 スタートして少し行ったところで振り返る。

 右手にスノー・シューの踏み跡、中央のスキー跡が私の踏み跡。

 奥の木立の中はキャンプ場の一角。よく見えないが、ソロキャンパーが二人写っている。

 さらに行くと、スタート地点から見えた一本木に至る。

 この木、何の木?。二種類の木が寄り添っているみたいだ。

 右端が「鞍掛山」、奥の白い峰が「岩手山」。雲一つない青空。

 右手の雪原に杭のようなもの見える。コースを示すもののようなので、そちらにむかう。

 旗(といっても肥料袋)も立っているので、やはりここが正式のコースだ。杭はもともと牧柵用のもので、上がわずかしか出ていないところを見ると、まだ1m以上の積雪があるようだ。

 ゆるやかな登りをのぼる。少し高度を上げたところで周りの山に目をやる。

 「鞍掛山」の脇からのぞく「岩手山」。「鞍掛山」の頂上から見上げた、覆いかぶさるような「岩手山」は迫力があった。

 西に目をやると・・。

 中央は「高倉山」と「雫石スキー場」。左端の真っ白な山は「駒ヶ岳」の一角にある「横岳」か。

 南の方に目を移すと・・。

 青空の下に続く山並み。左手の高いところが「和賀山塊」と思われる。

 牧野の右端に先ほど立ち寄った一本木が見える。

(②に続く)


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