ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★旧仙南村飯詰・金沢西根を往く-2(⑥)

2023年03月04日 | 旧仙南村を往く

<「上百目木」の風景>

●歩いた日:2022年11月29日(火)

●歩いた所

 ・飯詰(飯詰):南中島、北中島、糠渕、上鶴田、中鶴田

 ・金沢西根   :上百目木、下町田、中町田、上糠渕、下糠渕

●歩いたログ(足跡)(道のり6.3km)


 

(以上の地図:国土地理院)

 (📷010から)さらに西に少し行くと、左手に踏切が見えてくる。踏切の向かい側に鬱蒼と木立が生い茂る大きな屋敷がある。屋敷の奥に通じる細い道の奥をのぞくと、かなり傷んだ大きな家の一部が見える。

(「上糠渕」の家)

 右手にのぞく白い壁は蔵のようだ。左下に見える玄関?屋根は趣があり、全体のたたずまいは地主か豪農の家のようである。

 道沿いにも大きな家が建つので、こちらに住み替えたのだろうか。昔の様子を航空写真で見てみたい。

 ここで左折して踏切を渡る。渡るとすぐ丁字路で、そこを右に折る。

📸011:「上糠渕」の一角

 左手に「奥羽本線」が通る。踏切を渡って奥に見える道を左から右に進み、突き当たりから手前に来たところ。

 道はここでまた鉄道に接するようなっており、元々の踏切はここにあったと思われる。これも航空写真で確認してみたい。

 道はここで左に折れ西に向かっている。家と家の間を抜けていくと、左に墓地公園が見えてくる。道沿いの駐車場から奥へ続く小道があるので、そこを入っていく。

(「上糠渕」の墓地公園)

 駐車場の隣は、植込みや東屋が建つ公園になっており、その奥に墓地がある。

 田舎の墓地にしては墓石が小さく、しかも同じ大きさのものが建ち並んでいる。墓石の大きさを統一しているようだ。

 墓地の中にも「ドウダンツツジ」が生垣のように植えられている。「桜」や「ドウダンツツジ」の花が開花する頃は、さぞやいい眺めになるであろう。

 墓地から引き返し、また少し西に進むと集落会館がある。その前で振り返る。

📸012:「上糠渕」の一角2

 右端の会館に「糠渕部落会館」の看板がかかる。

 奥の木立が茂るところからその右手が墓地公園である。田んぼの区画整理に伴って、点在していた墓地を集めて共同墓地を作ったと考えられるが、墓地の前はここも田んぼだったのだろうか。

 「出川」沿いの道をしばらく西に向かって、「上糠渕」から「下糠渕」へと進む。やがて、先ほど車で渡った「百目木橋」の北詰に至る。

📸013:「百目木橋」

 北詰から南方向を望んだもの。前回は向こうから橋の中央まで来て川の上流をのぞんだ。

 この日は曇り空だったが、橋の向こうに雲がかかった「鳥海山」が望まれる。

 橋を渡る。

(「上百目木」の風景)

 橋の南側のたもと近くまで来たところ。道の奥に見える小さな建物が広場の一角に建つ「百目木」の集落会館。その手前の十字路を左に折れたすぐ先が車を停めた場所。

 橋のたもとから右手に細い道が延びている。前回のブログで触れたように、ログ地図に描かれていないこの道が古い道筋である。再度昔の航空写真で見てみたい。
 まっすぐ進んで車に戻る。

(⑦にに続く)


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