ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★旧六郷町野中・六郷東根を往く(その4)

2019年09月22日 | 旧六郷町を往く

<「六郷東根東紀の国」の一角>

●歩いた日:2019年8月21日(水)

●歩いた所  

 ・六郷:馬場

 ・野中:沢田、宮崎、上村、押切、上明子

 ・六郷東根:押切、北紀の国、東紀の国、南細田、下関田、筑後屋敷

●歩いたログ(足跡)(道のり6.3km)

(以上の地図:国土地理院)

 (📷008の地点から)また県道を東に進んで行くと、右手に分かれる細い道がある。

📷009:「東紀の国」の一角

 県道脇に建つ赤い屋根の建物には、確認すると「押切・紀ノ国会館」とある。 細い道が昔からの道で、県道から少し離れた「東紀の国」の家々の間を巡っているようだ。

 さらに進むと大きな水路がある(写真県道奥の大きな木立の手前)。

📷010:「東紀の国」の「田沢疎水」

 「旧田沢湖町」と「旧角館町」の境にある景勝地、「抱返渓谷」で「玉川」から取水している「田沢疎水」の用水路には、「仙北平野」歩きで何度か出会っているが、取水場所から数十km離れた「旧六郷町」の田んぼも潤している。 以前、「六郷町」の町長を務められ、土地改良の専門家であるSさんに、先日の酒飲みの席で、田沢疎水はどこまで延びているか、と訊いたところ、「野際」(調べると「旧仙南村」にあってこの場所から2km程南)まで延びていて、そこで「出川」に落水して終わっている、とのこと。そういえば、「出川」以北の「横手盆地」を「仙北平野」と呼び慣わしているを思い起こす。

 8月21日はまだ田んぼの水を落とす前の時期で、用水路には満々と水が流れている。

 ここで県道を離れて、「田沢疎水」沿いの道を北に向かうことにし、左折して少し進んだところで振り返る。

(「東紀の国」の小さな社)

 左右に走る道が県道で、その脇に聳える「ケヤキ」と思われる大木の下に小さな社がひっそりたたずむ。趣のある光景である。

 右手を手前から奥に「田沢疎水」が流れる。

 水路脇の道をしばらく進むとやや広い道に突き当たる。そこでもう一度振り返る 。

📷011:「下関田」から南を望む

 「田沢疎水」沿いの道を奥から手前に来たところ。橋のたもとに「生命をはぐくむ水、くらしを潤す田沢疎水」の看板が立つ。

 奥の左右に連なる家並は県道沿いの家々。道奥の大きな木立が前掲写真の小さな社のあるところ。

 ここから引き返すことにして西に向かう。道沿いの家々は「下関田」から「筑後屋敷」(北側)、「南細田」(南側)になり、やがて家並が途切れて田んぼ中の道を進む。

(その5に続く)


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