ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★旧仙北町高梨を往く-6(その3)

2020年04月09日 | 旧仙北町を往く

<「高梨上り場」から「真山」方面を望む>

●歩いた日:2020年1月18日(土)

●歩いた所

 ・高梨:麻生田、米打橋、新屋敷、上り場、上川原、繁昌、上高梨

 ・払田:下払田、下川原、田ノ尻

●歩いたログ(足跡)(道のり6.2km)

以上の地図:国土地理院)

 「丸子川」に架かる「薬師橋」を渡り切るとすぐY字路があり、右手に延びる「県道50号」を引き続き進む。道が大きくカーブして東に向かう辺りでカメラを取り出す。

📷007:「上り場」から「真山」方面を望む

 中央やや左手に見える大きな森が、「旧仙北町」で一番高い「真山」。そのすぐ右手にある「長森」は家並の陰で見えない。

 中央の、雲がかかる白いピークは「和賀岳」。左端に「駒ヶ岳」がのぞく。

 道左側に写る家の辺りまで進む。

📷008:「下払田」の「県道50号」

 バス停には「払田」とあり、この辺りの小字は「下払田」である。

 県道の左側に大きくカーブした細い道がある。今の県道が整備される前の古い道だろう。かつて、「薬師神社」のすぐ前の橋で「丸子川」を渡った道はこの道につながっていたと思われる。

 さらに県道を行くと、写真の古い道が左手から県道と合流する。

📷009:「下払田」の「県道50号」2

 振り返ったので、右手から合流する狭い道が昔の道で、左手の広い現道に付け替えられたのだろう。

 さらに少し行くと、ログ地図にあるように、県道の西側を通る曲がりくねった道がある。この道は「高梨を往く−5」で歩き、少し先のところで県道に出て北に向かった。ということで、この辺りから引き返すことにして右に折れて田んぼ中の農道を進む。

 少し行くと、田んぼ中に一軒家があり、その脇を車道が走っている。車道に出て少し東に進んだところで振り返る。

📷010:「下川原」の一角

 左手奥の家並のところを県道が走っており、そこから田んぼ中に下る道が写る。その道を進んでこの車道に出て来たところ。

 右端に写る一軒家は空き家のように見える。家周りに茂る木々は、屋敷林というより、川原に生える自然林という雰囲気である。段丘上の小高いところに「下払田」の集落が形成され、その下の田んぼはかつて川原だったかもしれない。この辺りの地名も「下川原」である。

(その4に続く)


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