<今回の歩いたログ(足跡)>
●歩いた日:2019年10月11日(金)
●歩いた所
・東長野:町後
・豊 受:真土、伊勢堂、下八丁堀、上八丁堀、久保、街道添、元畑、米沢、斉内道下、観音堂、治内野、川端街道下
●歩いた位置
●歩いたログ(足跡)(道のり5.6km)
(以上の地図:国土地理院)
「旧中仙町豊川」には、一昨年(2017年)の8月に初めて足を踏み入れましたが、その後歩いておりませんでした。今度はどこを歩こうかと迷っている時、「豊川東長野」の一角から東を眺めた、森のように木立が連なる景色を思い出し、また、その辺りにある、国宝の鏡が祀られている「水神社」に是非立ち寄ってみたいと思い、久しぶりに「豊川」に出かけてきました。
それでは本文に入ります。
以前に歩いた時に東を望んだ「東長野町後」の集落の端にある十字路の脇に車を止めてスタート。車を止めた場所には「仙北平野」のあちこちで見かける、田んぼの水利施設(分水の施設?)があり、その壁に目を引く大きな絵が描かれている。
(「東長野ささら」の絵)
「地名への・・・」によると、「東長野」の「ささら舞」は400年の伝統を持つ無形文化財とのことで、その舞姿が見事に描かれている。「ゆっくりゆっくり」と、通学する子供たちのために集落の中を通る車に安全運転を呼びかけている絵のようだ。
以前「東長野」を歩いた時、「囲いの内」にある「東長野会館」脇に、「佐竹」の殿様にお供して来て、この地に「ささら舞」を伝えたという「岩澤佐助」の石碑が建てられていたことを思い出す。
車を止めた場所から北に向かう。あぜ道に赤紫の小さな花が密生して咲いている。
(「イヌタデ」の群落)
「イヌタデ(犬蓼)」である。ままごとで小さな花を赤飯に見立てて遊ぶことから「アカマンマ」として親しまれている野草である。道端などで普通に見かけるが、このように一面に咲いている様子を見ると、いよいよ秋も深まってきたな、と感じる。
それにしても、田んぼ脇のあぜ道や畦畔は頻繁に草刈りされたり、除草剤が撒かれたりするのにも関わらず、よくこのように花を咲かせるものだと思う。夏の間は地中にひそんでいるので、草刈りや除草剤には影響を受けず、秋になると芽を出し花を咲かせるのであろうか。
地図に「八丁堀」と表記されている家並を目指して、少し進んで右折し、その後すぐ左折してさらに北に少し進んだところ(「伊勢堂」)で、振り返ってカメラを向ける。
📷001:「豊川東長野」を望む
田んぼの向こうに写るのは「東長野」の家々である。右手奥の山は「長野山」で、その下に「長野」の街がある。右端の木立の間に赤いものがかすかにのぞいているが、「イオン中仙店」の看板である。
穏やかな秋日和である。
(その2に続く)
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