伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

寒い!寒さの中の平凡な事実

2014年01月16日 | 園芸

1月16日  (水)  /

24節季では1/5「小寒」から1/20「大寒」までが最も寒気厳しい時期とされているが、比較的温暖だといわれる伊豆半島でも年々寒さが厳しくなってきているようだ。

20年前を遡って考えてみても、大室高原では霜は降らなかったし、戸外の桶に氷がはることはなかったと記憶している。

排気ガスの影響による地球温暖化が問題とされているが、地球規模のサイクルからいうと地球は寒冷化の段階にはいっているともいう。暑いにせよ寒いにせよ最近は極端化してきているように思える。

今日も寒い。ひどく寒い。この寒さで外出はできるだけ避けているが、バケツに生ごみが一杯となりIKOI農場のコンポストに投入しなければならない。わづか数十メートルの坂道だだが滑ったりしないよう気を付けて行く。

農場の散水用水槽に浮かぶ「ほていあおい」はすっかり枯れ果て厚い氷にしっかり閉じ込められている。

 

寒さに堪えながらIKOI農場まで折角きたのだからと、農場の視察・点検をしみたら、この寒さのなかでも大きく育っていく作物がある。一つは「青首大根」、もう一つは「椎茸」である。

 

特に「青首大根」の生育ぶりには驚いた。いつの間にかものすごく大きく育ったいる。10年以上かけて冬大根作りに励んできたが、今年の大根ほど出来がいいのは初めてである。バケツに2本入れると一杯で家に持ち帰るのが大変だった。

 

「椎茸」のほうは、小さなものが沢山原木にできているが、いずれも小さいまま固くなっている。しばらく雨が降らず空気が乾燥していたためだろう。水なし、この寒さでは育たないは当然である。

 

ただ一つ、椎茸原木の下に雑草がびっしり茂っているところからに、とてつもなく大きくなった見事な椎茸をひとつだけ見付けた。地面が近く、雑草の茂りで乾燥することをはばんでいたからであろう。





家に帰って庭を見回ったら、ここでは早や「春の兆し」が認められる。

咲き初めた蝋梅の花と咲き誇っている水仙の花である。

春はまだ遠く、いまは厳冬の唯中にあるが、時々刻々植物はそれぞれの営みを目立つことなく続けているのだ!

コメント
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