4月3日 (月)
4月になって最初の月曜定例ウオーキングは満開の桜見を予定していた。
しかし、いつもとは違って当地の「ソメイヨシノ」の花は一向に開こうとしない。わずかに一二輪が綻びかけているだけ。こんなことはかつて経験したことはない。
東京の桜は満開だとTVは伝えている。桜前線がこれほどに捻じ曲がるとは?私が経験もしくは体験する限りにいて、ここ十数年にわたって毎年なんらかの気象異常があるようだ。私が育った昭和の時代には季節はもっと規則正しく移り変わり、自然はそれに沿ってなだらかに表情をかえていたと思えるのだが……。
地球規模の温暖化現象が自然をおかしくしている?
そんなことで今日のコースは桜のトンネルは諦め、新緑が微かに萌え出る山野の逍遥か、または紺碧に広がる春の海辺の漫歩かということで、伊豆高原駅の近くを流れる対島川に沿ってくだり、そのどんずまりに位置する「対島の滝」、それから近くの断崖にかかる「橋立吊り橋」を渡ること主軸にしたウオーキングということになった。
満開の桜の絢爛豪華さはないが、川のせせらぎ、飛び交うカワセミ、流れ落ちる滝の音、岸壁に砕ける白い波頭、見晴るかす青い海、吊り橋の揺らぎ、樹間のさわやかな風趣、捨てたものではない。満足。
昼食は、我が家近くの「ウッドベル」で。歩数は4000歩。4人のウオーク。