今宵、「銀河鉄道の夜~月の癒し」に訪問していただきましてありがとうございます。
現実の世界に疲れ果てた心を癒すため、銀河鉄道「ひかり号」車掌の私が皆さまを「夢とロマンの時空」にご招待いたします★
と、言ってる場合ではありません。
3日午後11時30分過ぎ、千葉県柏市内で、わずか50メートルの路上において10分の間に4人がナイフで殺傷されるという、連続通り魔事件が発生しました!
犯人は身長が170~175センチくらいで、20代~40代の男性だそうですが、まだ逮捕されていません。
近隣の皆さま、十分気をつけてください!
3日午後11時35分ごろ、柏市あけぼの5丁目の市道で、犯人の男はナイフのようなもので自転車の男性(25歳)の左手を切った後、会社員男性の池間博也さん(31歳)の首や背中を刺して殺害しました。
さらに、別の男性2人からそれぞれ財布と車を奪って現在も逃走中です!
1週間前の先月23日、名古屋市中村区笹島交差点の歩道付近で、「車を凶器にした通り魔事件」が発生したばかりですよね。
「 わざと歩道に突っ込んだ。殺すつもりだった 」
犯行当時、犯人の男はトンデモナイ供述をしたため、殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されたのですが……。
本ブログでも、名古屋の通り魔事件を掲載したばかりでした!
【現代の日本は、皆さまもいつかこのような自爆テロ事件に巻き込まれてもおかしくないほど、治安が悪化しています、というよりも多くの精神異常者が「野放し状態」になっているのです】
このケースのような卑劣極まりないテロ事件は、「防ぎようがない」ため、本当に困りましたよね……。
我が国には「刑法第39条」という悪法が存在しています。
この法律こそ、多くの精神異常者が「野放し状態」になっている要因なのです!
*第39条
心神喪失者の行為は、罰しない。
心身耗弱者の行為は、その刑を減軽する。
本条は、心神喪失者及び心身耗弱者の責任能力に関する規定である。
これにより、心神喪失や心身耗弱と判断されれば、刑が減免されることとなる。
ちょっと眠くなるような文ですが、ようするに、精神障害者が重大な他害行為(殺人、放火、強盗、強姦、強制わいせつ、傷害などの凶悪犯罪)を行った場合、裁判で刑法第39条が適用されて無罪となるのです。
この悪法で刑罰を免れた犯人は、心神喪失者等医療観察法という、またまた悪法により、厚生労働大臣が指定した医療機関(指定入院医療機関)に、最長で1年と6か月間だけ入院させられるということです。
また、入院の必要がない、と鑑定された場合、厚生労働大臣が指定した医療機関(指定通院医療機関)で3年間、自宅などから通院しながら専門的な医療を受けることとになります。
その後、犯人は「野放し状態」になってしまうため、精神障害者や薬物中毒者による凶悪犯罪が繰り返されてしまうのです。
それでは皆さま、拙著「闇サイト殺人事件の遺言」から一部引用し、今宵のお話を終了しますね。
『終末的犯罪』はなぜ繰り返されるのか
「誰でもよかった。脅して金を取ると騒がれるので、刺した方がいいと思った。中途半端に刺すと騒がれるので、強く刺した」
これは人間の言葉ではない。悪魔の言葉だ。そしてこれが現代の少年犯罪である。
なぜ、このような悲劇が何度も繰り返されてしまうのだろうか。
『女子高生コンクリート詰め殺人事件』『光市母子殺人事件』など過去に類例のない残虐な少年犯罪の報道を知った私は当時、矯正職に携わる者としてある一抹の不安が浮かんだ。
犯人の少年たちに対し、『終末的犯罪者』の出現という概念が生じてしまったのだ。『終末』とは、聖書でいう『人類終末』のことである。
聖書で終末の様子を具体的に記述してあるのが、有名な『ヨハネの黙示録』である。
「そのとき、かつてないような大きな艱難が起こる。たちまち太陽は暗くなり、月も光を放たず、星は空から落ちて天体は揺り動かされる。諸国民は海と大波の轟におじ惑い、恐怖と不安で気絶する。その期間が縮められないなら、救われる者は一人もいない……」
「世の終わりになる頃、『獣』、『竜』あるいは『悪魔』と呼ばれる者が地上に現れて、世に悪がはびこり、『あらゆる汚れた霊ども』や『あらゆる汚れた、憎むべき鳥ども』が神をけがし、獣の像を拝まない者をみな殺させた」というような、おどろおどろしい文言が黙示録のところどころに記述されている。
黙示録を読んでいると、現代の凶悪犯罪者たちが、これらサタンとその使いたち悪霊どものイメージに重なってしまったのだ。
終末的犯罪者たちを出現させた根本的な原因は、現代の歪んだ社会構造に起因した教育崩壊にあるのではないか、このことが事実ならば今後も想定外の凶悪犯罪が頻出するのではないかと懸念していた――
それでは皆さま、またの訪問をお待ちしています★☽