信長の野望オンライン 思い出話

伊達家実装後、しばらくして引退した人が,信ONの思い出話を延々と述べます。

飛龍の章 ~析雷+α編~

2023-07-05 22:35:40 | 信オン
巷では新章突入とのことだが、今日も今日とて20年前の話。

ここがやばいよ、析雷編

といいたいところだが、析雷を端的に言えば、初期付与緑がない魔犬とあまり大差がない。
詠唱韻持ちが1・2・4、完全持ちが2・4、吹雪持ちが3、恐怖持ちが2,4だが、そこまで脅威ではなかった。
さすがに1と2が抜けるとまずいが、1そのものが蘇生以外で普通に準備もするし、脳筋の如く殴ってくるわけでもないので崩れにくかったように思える。

むしろ、犬からの長期マラソンと、析雷の側にいる赤ネームの鬼のほうがいろんな意味で脅威だったかもしれない。
あとは何で機械っぽいデザインになったんだろうか…


ずっと根の国のボスの話をするのもあれなので、各特化における根クエの徒党枠についてかる~くいってみようと思う。
全部は長くなりすぎるので、ひとまず「侍」「鍛冶」「忍者」。


①武芸
メインアタッカー、火力一番。看破も術止めも可能。陣形もあるし、相手は守護もないで、アタッカー枠は他の追随を許さなかった。

②武士道
実装当時は鍛冶2で行くことがほとんど+滅却の燃費の悪さ+避ける盾の認知のなさでほぼ徒党枠0。むしろ、軍の代わりにサポ枠としてのほうがまだ可能性はあった。
ただ、滅却の仕様変更、避ける盾の認知、万が一の術止めや看破ができるなど盾枠1をほぼ確保するようになった。

③軍学
当初は知力装備を持っているのがこの特化だけというのと、侍が武芸だけだと陣を入れる技能枠が厳しかったこともあり、サポ枠は軍一択であった。
ただ、潜在能力で技能枠に余裕ができたこと、ある程度計算ができる痺れ切り、知力装備でも追い込みができる忍者のほうに枠が奪われるようになった。


鍛冶
①鎧
メイン盾。全体釣りの陽動、挑発上位の罵倒、極み・改により安定感をもたらした。

②刀
サブ盾。怒りによる追い込み+蘇生不可の滅魂撃が強み。ただ、怒りが自動発動ではなく、全体釣りもなく単発釣りも挑発しかないため、当初はメイン盾としては心細かった。武士道の台頭や、PCの向上やボス対策が進んだことによりメイン盾での採用もある程度増えた。
鎧ほどの人気ではなかったが、悲観するほど枠がないわけではなかった。

③鉄砲
実装当初は枠なし。アタッカーとして芸に勝る部分がなかった。むしろ、鉄砲背負って盾鍛冶を仕方なくしていたPCがいたくらい。
武士道が枠をつかみ取り、古神の気合吸収で零距離射撃を連発できるようになってからは、ちらほら誘われるようになった


忍者
①暗殺
軍のところでも書いたが、対策が進むにつれて忍者がサポ枠になっていった。その中でも、暗殺は一刀流によって反撃による事故がない、滅殺閃・極による追い込み加勢、劣化芸としてのアタッカー(ただし、廃付与前提)として、忍者の中では一番の人気であった。

②術忍
朧や減殺のサポ性能の認知が広がったところから風向きが変わり、ぼちぼち誘われるようになった。伏雷では超絶誘われていた。

③忍法
空蝉と援護が特記する点だが、空蝉が発動する敵はあまりいないし、そもそも援護発動圏内外から一撃死する状況や攻撃も多く、忍法の強みを生かせる環境ではなかった。
ただ、忍者そのもののサポ性能が高く、ほかの特化がいないし…という感じでなんとか誘われていた。


ちなみに、作者は忍法だったので、他の特化の内情に少し間違いがあるかもしれないが、昔話ということでご了承願いたい。

飛龍の章 ~黄泉の番犬編~

2023-07-05 02:07:49 | 信オン
昔話をするとどうしても長くなってしまうのが悪いところ。だが、こんな時代もあったんだな~ぐらいに思っていただけると幸い。
ということで、まずは番犬からいってみよう。

ここがやばいよ、黄泉の番犬編

①1の火力と開幕緑付与
1の火力だが、鍛冶の鎧の極みをしない限りはとてもではないが耐えられるものではない。が、開幕緑付与のせいで極みの前に噛み破り・極が飛んでくることもしばしば。というより、飛んできた場合はほぼほぼ全滅していた。
ただし、この件は悪いことばかりではなかった。回転率がすごくよかったのである。ダメなら次の徒党どうぞ~という感じで。2,3分もかからずに徒党がバッタバッタと倒れていったのはある意味清々しい光景であった。

②1の全体麻痺と奪付与
犬だから火力だけと思いきや、多少の搦め手もやってくる。当時、不変を使えたのは、開幕自動の軍と技能としては雅楽のみ。全体麻痺がきたら全滅は必至であった。
また、レベル2付与なんてものはないので、奪付与にて極みが奪われ→死亡という崩れ方もあった。ほぼほぼ盾鍛冶が1を釣っているので防ぎようがなかった。

③2,5,6の恐怖
まずは恐怖の説明からしなければならない。正式名称は「恐怖の叫び」や「恐怖の吠え声」というのだが、3-5体対象で、この技能を食らうと強制脱兎してしまうのだ。

いや、入りなおせばいいじゃんと思うだろう。当時は青ネームは入り直しができなかったのである。この技能を食らうと九分九厘助からない。
ちなみに、一縷の望みは残っている。

一つは、この技能を食らい、強制脱兎を入力される間に「全体解呪」をもらえたら恐怖状態が解除される。かなりタイミングがシビアである。

もう一つは、実際に脱兎する前に行動不能になること。気合削りの敵も多いし、金縛りや超音波を使ってくる敵もいるので、盾であればワンチャン。ちなみに、雅楽の大音響であれば確実にキャンセルできる。この当時大音響は気合の50%であったので、研究が進んだころ、開幕安定によく使われる技能となったことはここで一度言及しておく。

④恐怖を食らったことでの不幸
そもそも人数が減るから壊滅でしょ、これが一つ目である。もうこれはアルゴなのでどうしようもないと割り切るしかなかった。

二つ目が、戦闘の長期化or倒せなくなる、である。
このクエストの攻略初期の主な構成として、鎧・鎧or刀・軍・芸・医・仏・雅or古だったと思う。雅のほうが募集は多かったかもしれない。
そして、倒す順番は、5(恐怖・完全・韻持ち)→6(恐怖)→7(超音波)→3,4(吹雪)→2(恐怖持ちだけど硬いから後回し)→1が多かった。
残り1と2だけになって芸が脱兎してしまった場合、倒せなくなる可能性が出てくる。
もちろん、多少なりとも攻撃技能は用意されているが、ニコイチ技能や、そもそも技能枠が10個あることが当たり前でなかった時代、攻撃職以外が攻撃技能を入れる余裕なんてなかった。

ここで一つの仕様を思い出してほしい。2時間脱兎である。プレイヤーの健康を配慮し、戦闘時間が2時間を超えると敵が脱兎するのである。
さらに前回の内容を思い出してほしい。沸き待ち2時間である。
これ以上は何も言うまい。もちろんだが、脱兎した人は撃破したことにはならない。


と長々と書いたが、この後の根の国にいるお二方を考えれば所詮は最初の番人的ボス、慣れてくれば対処しやすかった。
準備も3,4の吹雪と5の完全ぐらいで、どちらかといえば脳筋系だろう。
開幕の不安定さはあったが、一度安定してしまえば、というボスであった。というよりは、そうでないとこの先は話にならないくらいの差があったのである。

ということで、次回は析雷と+α。析雷はあんまり書くことないかもしれない。

飛龍の章 ~根の国導入編~ 

2023-07-05 00:08:42 | 信オン
前回は飛龍の章の特化目録獲得の悲劇について言及させていただいた。
特化目録をゲットしたプレイヤーはどこへ向かうのか。実装されたばかりの新ダンジョン「黄泉比良坂」「根の国」「イザナミの宮」へあしげく通うことになるのである。

これらのダンジョン、端的に言えば黄泉の魔犬→析雷→黒雷→伏雷→火雷→大雷→イザナミと倒せばクリアである。
最初の2関門、魔犬と析雷が「黄泉比良坂」通称「黄泉」と呼ばれたダンジョンの中ボス的位置だ。

今回は魔犬と析雷の紹介をしようと思っていたのだが、この「根の国の異変」がボスの強さ以外にも、とんでもない七難八苦のクエストだという要素を先に紹介しておこう。


①現地までワープしてくれない
根の国から入れるようになるのは、4番目の伏雷を倒してからだ。魔犬はまだしも、それ以降は長めのマラソンが必要になってくる。
当時は見破りを防ぐ方法がないため、強行ダッシュで振り切るしかないのだが、捕まって逃げ切れないと転生を受け入れて怪我待ちである。
成仏してしまえば拠点からマラソンである。ちなみに、当時は自国or同盟国にしか拠点を移動できなかったのである。


②同時戦闘ができないため順番待ちがある
上記のボスはすべて青ネームである。が、実は当初は1ボスにつき1徒党しか戦闘できなかった仕様であった。
エンドコンテンツのボスが10分程度で倒される強さではないのは想像に容易いと思う。
行列の長さは違ったが、その詳細は各ボスで述べていこうと思っている。


③順番待ちの間にも様々なトラブルが起こる
一番多かったのは、他の徒党がマラソン時に引っ張ってきた赤ネームに絡まれることだろう。これらのダンジョン、雑魚もなかなかの強さであったため、離籍者がいると下手すると死人が出てしまう。

そして、その次が待ち時間が長すぎて寝落ち者が出るということ。そもそも順番待ちが死ぬほど多いのもあるが、ボスが1度倒されると2時間の沸き待ちがあったのだ。夜の7時に現地についたが、戦闘ができたのは日付が変わっていたなんてよくあることであった。

最後は、順番を守らない方が少なからずいたということ。まぁ公式のルールではないからね、仕方ないね。


上記の悲惨な要素に各ボスの強さが加わるという、特化目録集めが生易しく感じる、まさに「阿鼻叫喚」の状況が起きていたのである。
思ったより書くことが多かったので、次回こそ魔犬・析雷のことを述べようと思う。