よく父が作っていた干し柿、軒に吊るして秋の景
ふるさとから贈ってきました「あんぽ柿 渋柿」
好物だけど買うと高くて
見よう見真似で作ってみまrす
粉が吹く干し柿が出来れば、最高なのですか。
すでに枝は、ヒモを巻きやすくT字の形に落とされ
へた葉は、身に当たらないように切り添えられています。
干し柿にするのは、生食ではとても食べられない、渋柿です。
生食で人気のある甘い柿よりも糖度の高い渋柿を使います。
皮を剥いてさらに天日にさらすことにより
渋みがきれいにぬけ、驚くほどの甘味になることを祈ります。
こんなに、渋柿を手間をかけて食べるのは
日本や中国の国だけで、欧米では渋柿・干柿文化はないようです。
干し柿は簡単に作れますが
だからと言って単に乾かせばいいというものではありません。
気温と場所選びが大切、日中の気温が10度以下
日光があたり風通しの良いところがいいそうです。
【干し柿の作り方】
①ヘタに「T」の形に枝が付いたまま収穫。
②きれいに水洗い
③ヘタ葉を切りそろえ、皮をむく。
④紐付け、紐は60cmくらいに切り。
「T」の形に残した枝に、紐の端を結び付けて、反対側にも他の柿を結びます。
⑤殺菌、沸騰したお湯に酢を入れ、紐ごとすっぽり10~15秒熱湯にドボンと入れ消毒。
※念のため霧吹きで焼酎をふりかけ、甘くなるように祈ります。
⑥吊るす、柿と柿がくっつかないように、上手に間隔をあけて吊るします。
吊るす場所は、よく陽の当たる明るい日陰が望ましく、風通しよく、雨の日は屋内に。
※ダイソーで売っていた「オニヤンマ」をぶら下げて。虫から柿を守ります。
⑦揉む、1週間ほどたったころに、指先でつまむようにして、柿を揉みます。
⑧また1週間ほど経過したころに、もう一度揉みます。
干し柿は10日から20日で完成しますから
2度目に揉む時に干し柿ができていたら揉む必要はありません。
【干し柿の保存の仕方】
①常温保存は、ペーパーでくるみ、もっても3日程度です。
②冷蔵保存もは、同じくフリーザーパックに入れ、野菜室がおすすめ。もって1週間程度。
③冷凍保存は、空気を抜いてラップにくるみ、パックに入れて約半年です。
解凍するときは10秒ほどレンジで温めるか、常温で解凍。
糖分が結晶化した白い粉を吹かせるには、ワラが必要らしく諦めます。
手作りの美味しい干し柿が食べられるか?
完成品は、このとおり おいしそうな干し柿が出来上がりました かな?
冷凍した柿は、正月用に保存します。
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