一昨年前、腰を痛めて以来のひとり旅です。
またいつ再発するか分からないので、用心しながら旅立ちます。
今回の目的は、「新幹線E7系とローカル線 別所線に乗車する、別所温泉につかる、真田蕎麦を食す」この至高の道楽を叶えるべく、
3月15日に走行を開始した、東京・長野間を走る「長野新幹線 あさまE7系 505号」に乗車します。
2015年の春には、北陸新幹線として金沢まで延伸します。
E7系は、イーストのJR東日本仕様です。
W7系は、ウエストのJR西日本仕様、北陸新幹線を走ります。
JR東日本とJR西日本の共同開発による新型車両です。
シンボルマークに入る会社名(W7系は「WEST JAPAN RAILWAY COMPANY」)や車両番号などを除き、E7系・W7系の外観デザインや内装はほぼ共通の車体です。
暖かい日に、東京駅に向かいます。
日本の伝統工芸の銅器や象嵌(ぞうがん)の〈銅色〉と、沿線の空の〈青さ〉を表現された車体です。
シンボルマークは、E7系/W7系の『7』の文字をシルバーの矢じりのような形状で表現しています。
まずは、「グランクラス」の車両に向かいます。今回は座れませんが覗いてみます。
なんとゆったりした
ファーストクラス級に相当する特別車両です。
グランクラス専任アテンダントによる、好きな時間に食事のサービス、アルコール類を含む飲み物
のフリードリンクサービス、各種アメニティグッズなど、究極のおもてなしサービスとなっています。
(※現在は「あさま」グランクラスは、専任アテンダントサービスはなく、シートのみの営業です。)
シートは、「レクサス」を手がけた会社が開発しています。なんと価格は300万とか。
試しに座ってみましょ。 おっ~ からだ全体を包み込むような座り心地です。
以前乗車した「天皇陛下のお召し列車 和(なごみ)」に匹敵する新幹線E7系仕様のシートです。
(クリックすると移動します。)
「和 なごみ」
グリーン車は、青系の色味が日本の伝統色を再現し、モダンな感覚と気品を感じます。
ここにも座ってみます。リクライニングにすると、シートは背もたれと座面が連動し「ゆりかご」のようです。
上田駅までの乗車時間は、なんと1時間12分の短さ。
東京駅で求めた、お決まりの駅弁「幕の内弁当」とゆで卵を食しながら
車窓には、軽井沢過ぎた頃、雪の残った浅間山が見えてきました。
トンネルが多いのが気になりますが、あっという間に信州に
真田の郷、真田十勇士で有名な、上田駅に到着です。
ここで「上田電鉄 別所線」に乗り換えて、「別所温泉駅」に向かいます。
今日の電車は、昆虫のイラストが貼られた「自然と友だち2号」です。
千曲川の赤い鉄橋を渡ると、春うららかな車窓に、桃の花が ほんわりと
まっすぐ、まっすぐ、のどかに線路は伸びています。
ゆっくりとした時間が流れていきます、ローカル線で旅をする醍醐味です。
どの駅も小ぢんまりした駅舎、水色に塗られ、なんとも言えない趣きがあります。
「別所温泉駅」まで590円
乗車すること30分、終点の「信州の鎌倉 別所温泉駅」に到着です。
降り立つと和装の制服に着飾った駅長さんがお出迎えです。
駅前は、桜が咲き、何とものどかな風情があります。
思った通りの駅舎です、眺めているだけで気持ちが和みます。
時間があればスケッチしたいですね。
「丸窓電車モハ5252」ゆっくりと走る電車、窓から眺める自然の風景。
心を落ち着かせてくれる風景に出会えますよ。
別所温泉は、今から約1500年前、日本武尊(ヤマトタケル)が御東征の折に信濃に入った時、別所のお湯を発見しました。
※別所温泉が、我が国最古の温泉といわれる由縁です。
さぁー 最古の温泉街に入っていきます。桜がお出迎えです。
温泉街沿いに流れる「湯川」をつたっていくと「道祖神」とたんぽぽが
次回は、最古の温泉にとっぷり浸かり、おしぼり蕎麦をツルっと
「信州の鎌倉、歴史と文化香る 湯の町を巡ります」
次回も お付き合いください。
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