日本橋や京橋、兜町に仕事で向かう時、通り道に利用した八重洲界隈。
東京駅の東側に出ると、「ノース タワー」と「サウス タワー」を結ぶ
「光の帆」「グランルーフ」があります。
長さ約230mの大屋根 、八重洲口の新たなランドマークです。
八重洲(やえす)は、日本橋、京橋に向かう東京都中央区の地名です。
左側には、東京駅に併設した「大丸 東京店」。
春は桜満開の「八重洲さくら通り」は、「高島屋 日本橋店」まで続いています。
歩道には葉影が写りさわやかです。
この時期は青葉、木陰の中を涼しく歩けます。
横路地に入ると、魅力的なお店がいっぱい。
「海鮮丼 つじ半」の「ぜいたく丼」に並ぶ行列です。
「山王 日枝神社」の御祭禮
元々の「八重洲」は、現在の丸ビルと三菱ビルの間の通りを指す地名でした。
「ヤン=ヨーステン」の屋敷も内堀り沿いにあったと云われます。
「長門」は、「将軍家 徳川吉宗公の代」300年栄える江戸菓子のお店です。
4代目が次ぐ「鰻 はし本」。
八重洲の地名は、ここに住んでいたオランダ人ヤン・ヨーステンの和名です。
「耶楊子(やようす)」に由来します。
路地には、古いお店が並んでいます。
ヤン・ヨーステンは、江戸時代に日本に漂着し、後に徳川家康の国際情勢顧問や通訳として活躍し、家康からこの地に邸宅を与えられたと云います。
路地には、美味しそう魅力的なお店が並んでいます。
嘉永3年(1850年)、日本橋に仕出しの店として開業した「割烹 嶋村」。
明治期には「伊藤博文」や「井上馨」が贅を尽くした会席料理を味わいに足繁く通ったと云われます。
親子三代にわたり宮内庁へ入る日本料理店。
「割烹 ゆかり」の「ゆかり酒」は、灘の老舗蔵「櫻正宗」春の園遊会の御用酒です。
小唄や端唄が流れる小粋な空間、100年以上の歴史を誇る「日本橋 老舗屋」。
何処かで見たような名の「美少年」、熊本とは関係ない大衆居酒屋です。
この「さくら通り」はいい感じです。
青葉から木漏れ日がもれ、道を歩くのが楽しくなります。
東京駅の丸の内側もいいですが、日本橋側の「八重洲中央口」もいいですよ。
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