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ひとり ときどき ふたり旅 さんぽ 壱

東京駅 TRAIN SUITE 四季島 2016.4.20

 

熊本の地震、早く早く揺れがおさまって欲しいと願うばかり、

疲れていることでしょう

テントの中で大きく手を広げて休んで下さい。

元気そうな声で安心しました。

携帯からは笑い声が聞こえてきます。

自粛していた「散歩」、今日だけちょっとながいします。

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時も季節も常に変化し、 人や物やことが次々と生まれます。

この国にはその連なりを 「うつろい」という類まれな感覚もあります。

深く深く、その季節と場所を訪れ、 そこで出会う「時どきのうつろいを、愛でる。」

それこそが、この国を旅する究極の醍醐味ではなかろうかと思います。

「まだ、知らないことがあった、という幸福」を、 実感するみちのりへ。

 

桜が舞う日、東京駅八重洲口にオープンした「完全予約制」のギャラリーに向かいます。

 

JR東日本が、2017年春から運行開始予定の『超豪華寝台クルーズトレイン 「トランスイート四季島(しきしま)」』のイメージとコンセプトを体験します。

予約時間に向かうとトレインマネージャーが迎えてくれます。

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列車名の「四季島」は、「日本の古い国名『しきしま』をもとに、美しい四季と伝統を感じながらの旅を連想させ、時間と空間の移り変わりを楽しむ列車であるという想いを込めて」命名されました。

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「ギャラリー四季島」に通されます。

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この時間は2名のみ。

着物姿のご婦人と説明を受けます。

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車両は全室スイートルームで最大料金は60万円 !。

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先頭車の展望エリア付き動力車が1両目と10両目に配置されています。

運転台は、前方下部に配置されているため開放的な眺望が飛び込んできます。

ラウンジ車とダイニング車が各1両、 客室6両(デラックススイート1両/2室、スイート5両/各3室) の10両編成ながら定員は34名という、まさに豪華列車です。

 

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四季島のデザインは、フェラーリ社のエンツォフェラーリJR東日本のE7系新幹線などを手がけたデザイナーの「奥山清行さん」がプロデュースしています。

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3泊4日コース/春~秋」

栃木県で日光周辺を観光し、車中泊で北海道へ。

函館観光後、登別周辺でこの日だけ列車を降りて宿泊します。

3日目は、北海道新幹線を乗車体験し、日本海岸を南下。

4日目は山形県内のあつみ温泉などに立ち寄ります。

 

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「スイート・ルーム」車両は5両。

1両に3室配置され計15室(2名泊で30名)。

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2泊3日コース/冬

宮城県の松島や青森県の津軽地方、岩手県の平泉周辺など雪国の旅。

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壁、照明などインテリアや食器に、木材や漆など沿線の自然素材を生かし、スイートルームにはヒノキ製の風呂を設置するという斬新さ。

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1泊2日コース/春~秋

甲府盆地や長野県の姨捨周辺でブドウ畑や棚田、会津地方の工芸品などを訪ねます

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「DXスイートルーム」は、メゾネットタイプとフラットタイプ各1室の計2室(2名泊で4名)。

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「樹木をイメージさせる有機的な窓」のラウンジ車

「高さを意識した窓」のダイニング車

「快適性や機能性に即した」窓の形状が特徴ですね。

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40分ほどの説明を受けて、トレインクルーのマネージャーのお二人が「私達も来春には乗車します、お待ち申し上げています。」とのこと。

 

お会いできればいいのですが~。

 

なにしろ超豪華な旅なので~ しかし、豪華寝台列車が西も東も凄いことになっていますね~

「西の横綱」が、JR九州の「ななつ星 in 九州」 「東の横綱」はまさにこの列車になりますね。

水戸岡さんは、木材をふんだんに使ったクラシックな内装。

奥山氏は、「モダンなデザイン」を強調。

日本伝統工芸の共通面もありますが、根本的なコンセプトは違いますね。

クラシック感を売りにすることだけが観光列車ではないということでしょうか。

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西の横綱、東の横綱には、いつ頃乗れるんでしょうか。

現実に戻って、東京駅構内に行くと決まって立ち寄る「駅弁屋 祭」。

今日求めたいのは、「秋田大館の鶏めし弁当」と決めています。

なんとラッキーなことに実演販売をしています、作りたてを求めましょ。

 

この駅弁は創業明治32年「花善」で作られ、

「駅弁味の陣2015」で「駅弁大将軍」を受賞した有名駅弁です。

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作りたてを持つと、ほんのりと手に暖かさを感じます。

70年近くの歴史を刻んだ、醤油でほんのり甘辛く炊き込んだお弁当をいただきます。

 

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