旅のあいまに うまき酒場
「酒屋の酒場」の涼しげなのれんを出ると、威勢のいい声が聞こえてます。
今日は、「千住神社の御祭禮」本番前の宵宮神輿がねり歩きます。
日も暮れる頃から、この通りは祭り一色に
バチがとどくのか、いなせな僕。
江戸前担ぎ、つま先を立てて、腰でリズムを取りながら進みます。
神輿の最後尾を掃除していくおねえさん。隠れた功労者。
神輿も遠くになり家路につきます。 街並は祭りの喧騒に沸き立ち、煌々と明かりがついています。
夕暮れに浸かった、銭湯のキングオブ縁側と呼ばれる「タカラ湯」の前を通ります。
壁越しからは、心地よい…風呂桶の音が聞こえてきます。
商店街に下がる祭り提灯を愛でながら、下駄の音を鳴らして帰ります。
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