2012年夏、ぶらりと鳴子に旅立ちます。
日本にある11泉質の9泉質がある鳴子温泉郷
新緑のみどりに囲まれ 湯治気分を味わいに そして上質な温泉を求めて
東京から宮城、古川まで北上し、陸羽東線(奥の細道湯けむりライン)に1時間弱ゆられ
鳴子温泉駅を通り越し、1湯目の湯を求めて中山平温泉駅へ行きます。
単線のまっつぐなまっすぐな線路が伸びます。両側に広がる緑が綺麗です。
紅葉時期にくれば、近くの鳴子峡はこんな感じです。
無人駅を降り立ち、向かいの酒屋さんに「しんとろの湯」の行き方を聞いてみます。
歩いていけそうなので、ぶらぶらと歩きます。途中ここを走ったのかSLが
20分ぐらい歩いたろうか、広い駐車場がある浴場 到着。
1湯目のここは、100パーセント天然温泉かけ流しの公衆浴場です。
建物の裏にある源泉から、木の樋をつたい流すことにより温度を適温に下げて浴室に注がれています。
木の樋は約80メートルの長さ、この間に自然冷却されて加水することなく源泉本来の「湯の良さ」を味わうことができます。
入ると地元の人で一杯、お肌はつるつる美肌の湯です。
風呂を上がると土砂降りの雨 地元の人と語らいながらやり過ごします。
来た道をてくてく歩き中山平温泉駅へ戻ります。
鳴子行きの電車が来るのは30分後、向かいの酒屋でノンアルコールビールを買い時間をつぶします。
駅のホームは私だけ、2時間に1本しか走らない電車が、深い山あいから見えてきました。
戻ることわずか7分で鳴子温泉駅へ到着
駅舎の待合所は、すり鉢を半分に切ったこんな形 なぜこの形?
温泉街をぶらぶら歩き、鳴子温泉発祥の共同湯「滝の湯」へ向かいます。
なだらかな坂道を登ること5分見えてきました。
2湯目のお湯は青白く濁っています。白い湯ノ花が大量に舞い、硫黄の匂いが漂う鳴子でも別格の素晴らしいお湯です。
四角い湯船にも奥の打たせ湯にも大量のお湯が流れこみ源泉掛け流しの見事な風景です。
湯から上がり冷ましますが、汗がひきません。
タオルを首にかけTシャツ1枚で駅まで向かいます。
次回は、「鳴子・川渡温泉ひとり旅」
鳴子温泉駅から湯治宿みやまへ向かいます。。
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