今までに「鉄道模型レイアウト」(600×500㎜)を2作、作りましたが
いずれもアクリルケースの既製品は高価で、27000円(土台付)もします。
今回作りたいのは、小さめなケース
自分で作れないかと思案していると
アクリル板をカット注文できる「通販はざいや」を探し当てました。
完成品を頼むと、高くなるので自作に挑戦します。
まずは
①寸法決定
注意点は、カットサイズ。
例えば、「アクリル厚さ2㎜」
「内寸:幅460×奥行320×高さ250㎜」のケースを作るには
○幅460㎜にアクリル厚さ計4㎜をたすこと。
□奥行は、アクリル厚2㎜を挟み込むので、そのままの320㎜に。
・高さは250㎜に。
▲天板は、幅460㎜×奥行320㎜に(アクリル厚さ2㎜×2)をプラスすること。
※内寸を意識して、注文サイズを決定します‼
②注文
商品名: アクリル板 (透明) 押出し 厚さ2mm 加工なし・土台なし
○250×464mm 数量:2 ¥1090
□250×320mm 数量:2 ¥752
▲324×464mm 数量:1 ¥735
・アクリル樹脂用接着剤(アクリサンデー)¥638は、通販ヨドバシカメラで購入。
合計は、¥3 ,215
※この値段で作れます。(例えば、300㎜立法の完成ケースでは、6600円もかかります。)
③仮止めと接着
1.板保護紙の端部を剥ぎ取り、マスキンテープで、奥板と幅板各2枚を動かないように固定します。
下には、養生紙を置いて、汚れないようにします。
2.「アクリサンデー」の接着剤は、表面張力を利用して、上部から浸透させます。
※注入器を押さずに、自然に流すこと。
浸透する量だけを流すことに注意、多めに流さないこと。半日乾燥させます。
※「アクリサンデー」は、溶剤接着タイプなので仕上がりが透明で美しく、接着も強力です。
3.次に天板もマスキンでしっかり固定して、養生紙の上にケースを 「凹」 にして
底板に、こぼれた液が付かないために保護紙の上に紙をひきます。
※これ大事、接着時の液こぼれに注意するため。
※できれば、液もれしない注射器がいいですね。
4.タンクに液は多くいれず、奥から手前に引くように四隅に浸透させます。
こちらも浸透する量だけを自然に流し、注入器を押して多めに流さないこと。
5.1日乾燥させ、保護紙をはがします。
⑤完成
内寸寸法と接着時に気をつければ、自作でも案外綺麗にできますよ。
注意点に留意すれば、簡単なアクリルケースなら自作できますね。
そうそう作るチャンスはありませんが
ひとつの体験として大満足でした‼
ブログを見ていただき、ありがとうございます。