人が少ない上野公園に
緑の木々に囲まれたレンガ色の印象的な「東京都美術館」は、落ち着いた色合です
正面入口から入ると「巨大なステンレスの球体」
球体には上と下に穴があいていて空が見えるため、下から覗きたくなります。
館内には鮮やかな赤、青、黄、緑の椅子や壁がアクセントになっています。
2階にある、「RESTAURANT MUSE(レストラン ミューズ)」
ここの「カツレツ」はおすすめ。
2016年8月31日まであった、「上野こども遊園」のりもの1回券100円。
70年の歴史に幕を閉じました。
終戦翌年の1946年に営業を開始
大勢の子どもを楽しませてきましたが、「またひとつ昭和が消えました。。。」
小高い丘の上に在る甘味処「新鶯亭(しんうぐいすてい)」
名物は「鶯だんご」です。
1915年にオープン、もうすぐ105年!
木に囲まれ、静かで落ち着いた雰囲気のお店です。
ここはあまり知られていない山の上に「上野大仏」があります。
『鎌倉の大仏は知っているけど、上野に大仏なんてあったっけ?』と
受難の歴史を経て、現在は、大きな大仏様が鎮座しているのではなく
「大仏の顔のレリーフのみ」祀られています。
・江戸時代(1631年)に、土で釈迦如来像が造立
・1655~60年には銅仏に改められ
・1698年には、仏殿も建立
・1841年に、火災に遭う
・1843年に、ふたたび大仏を新鋳し、仏殿も建立
・明治8年(1875年)には、仏殿が撤去
・大正12年(1923年)、関東大震災で、仏像の顔が落ちてしまいます。
・第二次世界大戦時、軍の供出令によって、胴体を軍に供出し
顔だけとなってしまい、顔は寛永寺に保管されました。
・1972年にパゴダ(卒塔婆(そとば)の変形として建てられた仏塔。)が建設
・1977年に大仏様の顔がレリーフとして、現在の形で復活したとのことです。
そして、"もうこれ以上、大仏の顔が落ちないことから"
受験生の合格祈願に、ご利益があると言われています。
山のうらには、しっとりとした「金色の社」があります。
「上野東照宮」は1627年創建の神社です。
東照宮とは徳川家康公(東照大権現)を神様としてお祀りする神社で
日光や唐門両側には重厚な雰囲気の灯籠が並んでいます。
こちらは諸大名から奉納された銅灯籠。
全48基存在しますが
内側から唐門両側の6基は紀伊・水戸・尾張の徳川御三家より寄進されたもので
こちらも国指定重要文化財です。
栃木県の「日光東照宮」にもいかずとも
まぶしき社を拝めます。
お近くに来たときは、お立ち寄りください。
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