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ひとり ときどき ふたり旅 さんぽ 壱

開華 立春朝搾り ありがたや 恵方呑み

 

2月4日に仕込まれるこのお酒、この日飲むために予約して、厄を祓います。

 

平成10年、栃木県佐野市の『開華』で始まった「立春朝搾り」

 

 

酒蔵では、しぼり途中の 4日早朝より 瓶詰めが行われ

首都圏から酒販店、100名が 暗いうちから駆けつけ

ラベル貼り 箱詰めの作業を行います。

 

赤城神社の宮司 お祓いにより 

造る人・届ける人・飲む人に

「家内安全」「無病息災」「商売繁盛」を 祈祷いただく 『縁起酒』です

 

予約した「成田酒店」に行き、つれあいと 「恵方呑み」で 福を授かります。

今年の方角は、【南南東】向いて

 

願い事を思い浮かべながら、

華やかな吟醸香と 口の中に広がる甘みに 早い春を感じます。

 

2月4日は立春、二十四節気の正月節「春」が始まる日なのです。

一年でもっとも寒い時期ですが、梅がほころび始めるなど、

この日から寒さも和らぎ、日射しも伸びていきます。

 「立春朝搾り」とは、立春の朝に搾ったお酒

『立春の朝に搾り、その日のうちにお客様にお届けする』お酒です

蔵元さんが立春の日に、お酒が一番良い状態になるように仕込み、苦労を重ねて仕上げた逸品です。


酒屋さんが蔵元に出かけ、搾りたてのお酒に 自らラベルを貼り

神主さんのお祓いをうけ、その日のうちにお客様へお届けします。

ぬまさに立春の日だけのお酒です。

さて、もう一本は どちらに持っていきましょうか。

 

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