今までスケッチなどに使っていた、「つけペン」。
「日光ペン」のペン先は年代物です。
ラウンドペンは、レタリングに使えます。
ペン軸は、ソフトグリップ付きの「木製のペン軸 SL430G みどり」。
ペン先(ペンの先端)にインクをつけながら描きます。
インク自体の表面張力、粘性によって、インクをペン先の一部に付け、
毛細管現象を利用して紙に写し描きます。
使っているインクは、パイロットの「Blue Black(ブルーブラック)」インク。
青みが強くて、ブルーブラックよりは明るい気もしますが、
この色もお気に入りの色です。
最近手に入ったのが、
1970年代クラッシックシリーズ「MONTBLANC 420 GERMANY」。
インクの補充方法(インクの入れ方)は、「ピストン吸入式」。
万年筆の醍醐味の一つは、この吸入式万年筆にインクを入れているときです。
万年筆を使うのは、季節の挨拶、伝えたい気持ちを込めるため、
こちらの「便箋」にしたためます。
☆ピストン吸入式のモンブラン万年筆へのインクの補充方法
①尻軸を、左に止まるまで回しますと、内部のピストンが下に(ペン先側)下がります。
窓のあるタイプは、窓にピストンが下がってくるのが見えます。
回転が止まったところで、止めます。
②ペン先をインクボトルに浸けます。
ペン先全体が完全にインクの中に入るようにします。
そうしないと先に空気が入っていきますので、インクがしっかりと入りきりません。
*ペン先がボトルの底にあたらないように注意します。
③尻軸をゆっくり右に回して、インクを吸入します。
「ここが吸入の醍醐味です。焦らずにじっくりと吸入を楽しみます。」
④インクをいっぱいまで吸入したら、ペン先をインクの中から出して
尻軸を左に少し回して、インクをインクボトルに2、3滴落とします。
ペン先を上に向けて、尻軸を右に回しきります。
ペン先の余分なインクをある程度ペン内に入れることができます。
首軸周りについたインクをティシュで拭き取ります。これでおしまい。
インクは、純正の「MONT BLANC」Midnight Blue(ミッドナイトブルー)新型ボトル。
書いた直後は濃くてやや紫がかった、茄子紺です。
渋く、日が経つと黒っぽく変化する大人の色合いです。
"インクを吸入する時の時間が好きですね。"
"いつも手元に置いて、白い星印が粋な 私の逸品です。"