見出し画像

ひとり ときどき ふたり旅 さんぽ 壱

那須温泉・鹿の湯で白濁 湯治の湯 

今日も快晴

3年7ヶ月ぶりに、天皇ご一家が栃木の「御料牧場」へ赴いた日

私らも3年5か月ぶりの 久しぶりの 温泉旅

白濁の湯につかり、心も腰も癒します。 


お決まりの、上野駅から駅弁を買って旅立ちます。


4月10日は、駅弁の日制定30周年記念

予約制でゲットした崎陽軒の「おむすび シュウマイ弁当」


E5系「東北新幹線 やまびこ」で、那須塩原駅に向かいます。


駅には、送迎バスがお出迎え

35分乗って、マントルピースがシンボルの

「フォレストリゾート ホテルグリーンパール那須」に到着します。

このお宿は、区民優待のお宿。半額で宿泊できます。

29年も住んでいるのに、こちらに宿泊するのは初めてです。


見上げれば「標高1915mの茶臼岳」、そのふもと725mに位置します。


思ってもいなかったのは、全国旅行支援はどうしますかと

3回の接種証明書アプリと身分証明を見せれば戴けると紹介されます。

さっそく手続きをして、初めての恩恵をいただきます。

 

お風呂は、乳白色に混濁し、硫黄の湯の香りが漂います。

夕食は、チョイスした「牛&那須三元豚しゃぶしゃぶ」と季節の会席料理

三元豚の肉の美味さと会席料理を楽しみます。

 


 


翌日は、ホテルから歩いて(800m)「新那須停」でバスを待ちます。


1時間に1本の関東自動車バスを待ち「那須湯本温泉」へ6分


そこから、鹿の湯にかけて「お初新道」の坂を降ります。


降り出て、左を見るとあの風情ある「鹿の湯」の看板が見えます。


「鹿の湯」に初めて行ったのは友人3人と。2007年8月ころ

16年ぶりの鹿の湯へ再びまいります。

 

ここのお湯は、多くの病に適応する泉質です。


場所は、開湯1380年の歴史と伝統ある那須温泉。

乳白色に混濁し、硫黄成分に包まれます。


「那須温泉元湯・鹿の湯」は

狩野三郎行広が、山狩の際に

射損じて逃げる鹿を追い山奥に入ると

鹿は、傷ついた体を温泉で癒していたのだと

そこで鹿によって発見された湯として、「鹿の湯」と名づけたんだとさ!


江戸時代(1645年)にはすでに、湯治湯として栄え

松尾芭蕉が「奥の細道」の旅の前半に立ち寄った温泉です。

「殺生石」の近くには、「いしの香や 夏草あかし 露あかし」の句碑が立っています。

 

建物は、昭和16年に改築され、その当時の面影を残しています。

ひなびた木造建築が、時の流れを拒んだかのような佇まいで

はるか昔の日本の原風景にタイムトリップしたかのような感覚になります。


入湯料は500円、湯治体験半日券は、平日1200円/土日祭日1500円

※湯治体験半日券とは、休憩室を利用でき、相部屋・お茶サービス付・飲料物持ち込みOK


この湯の「はいり方」にはルールがあります。

まず入浴前に

①「かぶり湯」をします。

ひしゃくで、大人およそ200回、子供およそ100回

ひざを湯のふちに近づけ、頭を下げ、お湯をはね出さぬよう静かにかぶります。

※お湯が目に入らないよう注意して。

※かぶり湯とは、温泉効果を高める入浴法で“のぼせ・吐気”の防止です。


そして四角のますに区切られた

「41、42、43、44、46、48度(女湯には48度がない)」の6種類の浴槽から

好きな温度を選んで入浴します。


入浴は「短熱浴」をすると効果があると。

・腰まで1分 ・胸まで1分 ・首まで1分 こちらを繰り返します。

※受付で「砂時計」を無料で貸出してくれます。


1回の入浴時間は15分程度の短浴泉です。

1日の入浴は最高4回が適当です。


さすがに、48度は無理でした。

 

「お初新道」を登りお昼にします。

山小屋風の「Licca NASU HUTTE(リッカ ナス ヒュッテ)」

栃木牛A5ハンバーグを注文します。


帰りは、隣の観光センター前のバス停から新那須まで戻り

新緑の道をぶらぶら歩いてホテルに帰ります。

 


 

最終日は、「新那須バス停」からバスに乗って

「お菓子の城」に寄ってみます。


ここには、つれあいの大好きないちご狩り「那須高原農園 いちごの森」があります。


立ったまま摘み採れる「とちおとめ」 しかし30分も食べられませんね~。


1周60分ゆっくりと、リハビリがてら木道を歩き

「花と体験の森」で空を見上げながら

風を感じながら、散歩します。

森の中には、大清水川が流れ、自然の音が感じられて、浄化されていきます。

 

バスで、那須塩原駅にもどり、新幹線に乗って帰ります。

 


3年5か月ぶりの2人での温泉旅

白濁・だくだくの濁り湯で、病も心も癒されて

痛んだ神経も腰も筋肉も少しずつ再生されるような


我慢し続けた感情が、ちょっとづつ溶けだしていきます。


初めて使った旅行支援など、こんなに得をするとはびっくりです

感染の恐怖を感じずに ふらふらと 行けませんね。 

 

ブログを見ていただき、ありがとうございます。

◯「初版 ひとり ときどき ふたり散歩」は、こちらをクリック❣️❣️

下記リンクは、「ピクスタ(写真販売)」こちらをクリック!

写真素材 PIXTA

最近の「🚅ふたり旅」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事