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核爆撃機との訓練急増

2024年06月16日 10時35分15秒 | 一言
米新戦略下 空自が詳細資料
穀田氏に提出



 2022年12月の安保3文書決定後、核兵器の搭載が可能な米空軍B52戦略爆撃機と航空自衛隊との共同訓練が急増していることが日本共産党の穀田恵二議員の質問(12日、衆院外務委員会)で明らかになりました。防衛省は14日、B52との訓練に関する詳細な資料を穀田議員に提出。B52との訓練が常態化していることが浮き彫りになりました。

 B52と空自の共同訓練は17年に初めて明らかになり、その後、徐々に拡大していきます。22年までは年数回程度で推移していましたが、資料によれば、23年は14回と急増今年もすでに4回実施されています。しかも防衛省は、非公表の訓練が存在する可能性も示しています。最大20発の核巡航ミサイルが搭載可能なB52との訓練は「唯一の戦争被爆国としてあるまじきこと」(穀田議員)です。

 実施空域は沖縄周辺、九州西方、東シナ海、日本海、茨城県沖の太平洋上など。九州・沖縄周辺が目立っています。

 22年10月に決定された米政府の新たな「核態勢見直し(NPR)」では、中国を念頭に、インド太平洋地域における戦略原潜の寄港や戦略爆撃機の任務増加など、核戦力の「可視化」を同盟国とともに進めると明記。空自との訓練増加はその具体化と言えます。

 加えて、B52は共同訓練と連動して、2年連続で米空軍横田基地(東京都)への着陸を強行非核三原則を掘り崩し、日本への核持ち込みを公然化する狙いです。

※「日米軍事同盟」と、その強化のための「安保3法案」は日本の防衛のためではなく、日本を破滅に導くものであることの証明です。
 そのような中、今日はその実践地とされている沖縄の県議選投票日です。



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