


やまだです。
最近、スーパーへ買い物にいくと、オーガニック製品と表示されている商品を結構見かけるようになりました。
またあるとき、洋服を買おうとしたらオーガニックコットン使用というタグが付いているものが増えてきたように感じます。
知人であり経営者の渡邊芳樹さんは、エシカルオーガニックショップを経営されていらっしゃるのですが、そのショップにはオーガニック製品が数多く並べられています。
オーガニックって聞くと、なんとなく、身体に良さそうとか、環境に良さそうという印象を受けます。
ただ、それ以上の知識はなく、自分で勉強しないとなにも知らないままだということに気づきました。
オーガニック商品のパッケージをみると、見慣れないロゴマークが表示されているものが多くあります。
例えばこういうものです。
・有機JASマーク
・USDA(米農務省)認証 オーガニック
・COSMOS認証
このほかにもありますが、よく見かけるものをピックアップしました。
ある一定の水準を保った製造方法で作られている商品にのみ、表示が許可される認証マークです。
簡単にいうと、オーガニック製品であると裏付けされていることがわかるマークです。
オーガニック製品をお探しの場合は、これらのマークがついているものを探してみると安心ですね。
さて、それでは一体どういう製品だと、これらのマークが取得できるのでしょうか?
有機JASマークの基準はこちら。
“ 農薬や化学肥料などの化学物質に頼らないことを基本として自然界の力で生産された食品を表しており、農産物、加工食品、飼料、畜産物及び藻類に付けられています。”
引用:有機食品の検査認証制度:農林水産省
また、USDA認証はより厳しい基準になっています。
“ オーガニックとは、認可された手法で生産された食品、あるいはその他農業製品のことを指す、表示用の用語である。
その手法とは、資源の循環を育み、生態系のバランスを整え、生物多様性を保護することが可能な、文化、生物、機械を使用して行う農法を取り入れたものである。
合成肥料や下水汚泥、放射線照射、遺伝子操作は使用してはならない。”
引用:USDA オーガニック
この通りの手法で製造するとなると、かなりお金と時間がかかることが想像できます。
例えば、作物に農薬を使えなかったり使用に制限があったりすると、害虫駆除や除草、病気から守るなど、農薬を撒くだけで完結していたことが、別の手段でそれぞれにアプローチする必要があるかもしれません。
これはかなり手間のかかることでしょう。
というのも、かつて、自分が育てていた植物に突然アブラムシが大量に発生してしまったことがありました。
駆除してもまた発生するので途中で断念し、最終的には植物が枯れてしまうという経験をしました。
小さな鉢植えでさえ育てるのに苦労するのに、それが畑や田んぼだと考えると自分では手にあまると諦めてしまいそうです。
このように、労力と時間をかけて丁寧に生産されたものが、オーガニック製品になるということですね。
安心・安全に使えるものは、誰かの苦労の元、生まれていると考えると、とても尊いものに思えます。
こうやって過程を知ることで、同じものでもオーガニック製品だと少し値段が高くなる理由が理解できます。
その値段の差で良いものが使えるならお手ごろに感じられませんか?
渡邊芳樹さんも、オーガニック製品や、旅先でのアクティビティで自然に触れることで、自然環境を守ることへの理解を深め、この先ますます重要になっていく分野だとおっしゃっていました。
わたしも、常に学びの姿勢である渡邊さんを見習って、オーガニックについて理解を深めていきます。
また、お気に入りのオーガニック製品を増やしていきます!
やまだです。
「とりあえずビール!」
夏になると、いつにもましてビールが飲みたくなりますね!
キンキンに冷えてやがる!と思わず口をついて出てしまいます。
今年はビアガーデンやオクトーバーフェストなど行けたらいいなと思っています。
今回はそんなお酒の話です。
お酒を飲むと、顔が赤くなる人・ならない人がいますよね。
赤くならない=お酒強い
赤くなる=お酒弱い
こんなイメージがあります。
本当にそうなのでしょうか?
アルコールを飲むことによって、顔が赤くなることを”フラッシング反応”と呼びます。
これはアルコールが分解されると発生する物質「アセトアルデヒト」によってもたらされるようです。
お酒を飲むと、陽気になったり、眠くなったり、頭痛や吐き気を引き起こすのも全てこの物質による作用です。
アセトアルデヒトの分解が遅い人は、顔が赤くなりやすい、つまりお酒が弱いということです。
通常、摂取されたアルコールが肝臓内でアセトアルデヒトに分解され、さらに酢酸に分解されます。
このとき、アセトアルデヒトを分解するのが「アセトアルデヒト脱水素酵素」という酵素です。
この酵素は1型、2型、3型と3兄弟みたいな構成になっており、その中の2型、次男が主にアセトアルデヒトの分解をバリバリやってくれるそうなのですが、お酒に弱い人は、次男の働きが弱いそうです。
長男と三男も分解はするけど、次男の平常な働きよりかは劣るため、顔が赤くなったり、二日酔いになったりするとのことです。
次男がバリバリ働いている人は、肝臓内にアセトアルデヒトが蓄積されることなく酢酸へと分解されるため、フラッシング反応が起きないそうです。
お酒もっと飲みたいから、次男の働きをより活発にできないの?って思いますよね。
残念ながら、3兄弟の働きは、遺伝によって決まっており一生お付き合いしていくものなんだとか!!!
そ、そんなあ〜〜〜〜。
お酒を飲むと赤くなる人は、その人の父もしくは母も赤くなるということです。
例えば、父も母も強い!自分も全然酔わない!人は、100%お酒に酔わない遺伝子が組み込まれているはずです。(活性型)
父は強いけど、母は弱いという人は、顔が赤くなる遺伝子になっているそうです。(ヘテロ欠損型)
父も母もお酒全然だめ、飲めないという人は、ちょっと飲んだだけでも具合悪くなるレベルで弱いそうです。(ホモ欠損型)
心当たりありませんか?
もちろん、お酒が飲めても好きじゃない人もいると思うので、強いからといって飲まないのはおかしいということではありません。
逆も然りで、弱くてもお酒好きな人もいますしね。
そういう遺伝子なんだ〜と思ってもらえたら。
そういえば、前は赤くなったけど、今は赤くならなくなった、という人もいると思います。
そういう人は単純に、身体がアセトアルデヒトに慣れただけで、遺伝子が組み変わったということではありません。
なんせ一生お付き合いしていくものなので。
体質としてはお酒に弱いので、十分注意して飲酒をするようにしましょう。
わたし自身、お酒を飲む機会が増えてきているので、節度を守って飲酒ライフを送っていきます!
参考: