やまだです。
毎年9月20日から26日まで、動物愛護週間ということで、動物に対する理解を深めたり、普段より関心を向けたりしましょう、と環境省が定めた取り組みがあります。
江戸時代でいうところの、生類憐みの令の現代版といった感じでしょうか。
最近、東京喰種(トーキョーグール)という漫画を読んでいたのですが、被食者が感情を持って捕食者を捕獲し始めたらどうなるんだろうと考えていたので、この動物愛護週間中、動物についてより深く考えるきっかけになりました。
わたしの最推し動物であるラッコも、国内飼育数は3頭しかいないんですよね。
野生では生きているけど、飼育されている子たちがいなくなっちゃったら・・・
実際に見る機会があるのがいかにかけがえのないことか。
ラッコ界のアイドル、メイちゃんも18歳になられたということで、お祝いされておりました。
ん〜〜〜〜カワイイ!
そして動物の保護活動といえば、パンダのロゴでお馴染みのWWFが思い浮かびます。
動物や世界環境についての情報がまとめられており、記事を読むだけでも気づかされることがたくさんありますし、自然環境について知ることができるのでときどき見ているのですが、その中で気になったのがこちらの記事です。
チョウザメといえば、世界三大珍味のひとつであるキャビアで有名な魚です。
高級食材がより高級に、むしろ幻になりかけているそうです。
現にチョウザメ類の2種類においては、野生での生息が確認されなかったことから絶滅したという報告がなされております。
絶滅危惧種とされた理由は、キャビアを食べるために乱獲していたこともそうですが、チョウザメが住まう流域の環境悪化が主な要因とされております。
これってチョウザメだけが影響を受けたのでしょうか?
わたしは、同じ流域に生息する生物すべてに影響があるということだと思います。
今回はチョウザメの一部が絶滅に至ってしまったという報告でしたが、ほかの生物は全く問題ないということではないですよね。
とはいえ今すぐ何かができるというわけでもなく、無力な自分を実感します。
例えば子を持つ親だとして、自分の子供の将来や行末ってきっと気になると思います。
同じように自然や動物について考えてもいいと思うんです。
将来の展望もないまま、今さえ良ければそれでいいという考えの人で溢れたら、世界はあっという間なくなることでしょう。
視野を広くもてる人になれるためにも、できることがないからといって目を背けるのではなく、環境問題を知ることで未来を見据えた行動をとることができるので、今いる人間としてやれることをを考えていきたいです。