サマルカンドにまだいます!
「5泊分いっきに払うから、安くして!」
と言って宿代を払ってしまったことをちょっとだけ後悔。
でも、9月10日まで待たなきゃいけないから、このぐらいがちょうどいい。
移動日を抜く(移動日は観光する元気がない)と、中4日まるまる観光できます。
サマルカンド観光
・一日目
北の方に行こう。
ビビ・ハヌム・モスクというところに行く。
ティムールの愛妃ビビ・ハヌムが夫の凱旋中に驚かそうとこれをつくるように命じる。完成が近づいてきたときに、妃に恋した建築家が「キスしないと仕事は続けられない」といい、頬を差し出す。で、帰ってきたティムールは完成したモスクを見て喜んだが、妃の頬のキスマークに気づき、建築家を処刑。妃は、以後顔をヴェールで覆い続けたとか、塔の上から投げ落とされたとか・・・
まあ、そんなこともあったらしいがとりあえず入ってみよう。
のんびり眺めたあと、一周した。
鳩がたくさん飛んでいた。
向かいには、妃の霊廊もあった。
バザールでピロシキ昼飯。
元は街があったらしい丘に行く。
お墓がたくさんあった。
暑くて降りた。
二つ目のモスク、シャーヒズンダへ。
丘の傾斜に沿って縦長にモスクが続く。
丘を回って、上から入ると入場料5000スムを払わなくて済んだみたい。
なんで、気づかなかったんだろう。
・2日目
西へ行こう。
グーリアミール廊を見る。
新市街に行く。
昼食のラグマンはボラれる。
拗ねて昼寝した。
夕食まで・・・
今まで僕を助けつつその重さで苦しめてくれた地球の歩き方中国編を、これから中国に行く日本の人にあげた。ほか二冊もさばいた。
荷物が軽くなったぞ!
あと、今まで人にあげすぎてなくなった日本の小銭を恵んでもらった。
宿に日本の人がいてよかった!
韓国のおじさんと白熱した卓球バトルもした。
どっちも攻撃が入らないから、つっつきのラリーが永遠と続いた。
・3日目
東へ行こう。
でも東には何もないから今日は何もしない。
スムがないからバザールに行こう。
雑貨屋さんで両替。スムゲット。
玉ねぎ一個買って乾麺買って昼飯作ったらまずかった。
・4日目
南へ行こう。
ほんとはそんなつもりなかったけど、マイナーなモスクへ行きたかった。
ぐだぐだ昼前に出る。
アイス食べながら、「あーサムサ食べたいな」と思っていると、道をちょっと入ったところにサムサの山とテーブルが庭にあるとこを発見。
食べたいなーと思って覗いていると「入れ入れ!」と手招きされて入る。
ウズベクのおじさんたちに混じって、チャイとサムサを食べた。
サムサはパイ生地っぽいののなかに羊肉が入ってておいしい。
僕の知ってるロシア語をフル動員した。
名前とか歳とか学生だよっていうのが精一杯。
さらに、歩いてアブディ・ダールーン廊に着く。
ここは名前と場所しか事前情報がないから、なにが出るか楽しみ。
行くとちょうど礼拝か何かの途中でちょっと待つ。
終わって中に入ると、修復中だったのか足場が組まれていた。
池と周りに大きな木が4本生えていて、その奥にモスクがあった。
サマルカンドで一番ここがいいなと思った。
建物の中に入ってみろというので入ってみる。
天井の高い部屋の奥に、もうひとつ部屋があった。
戻って、英語がしゃべれる25歳のウズベクの人と喋りながらのんびり眺めた。
宗教の話をした。
不謹慎だけど、「僕は一応仏教(日本人だから)だけど、ほとんど無宗教みたいなもん。」と言った。
そしたら「じゃあ、イスラム教にやってみな。」と言われた。
「僕にはラマダンはキツイよ。」「そんなにきつくないよ」
とかそんな話をしてた。
帰りにサムサが食べたいと思ってもう一度寄る。
すると、サムサが売り切れていたのでチャイをもらう。
ウズベクのおじさんと3人でチャイを飲む。
いい午後だなー
途中でチャイがビールに変わる。
いい午後かなー?
飲み終わった頃に、礼拝に行くらしいお母さんと娘さんと一緒に警察の人が運転する車に乗ってホテルまで送り届けてもらった。
明日はやっとサマルカンドを出ます。
ブハラに行きます。多分バスで。
次の更新はブハラです!
もうすぐ9月がやって来る。
それでは、また!