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【ヒモトレその3】バランス

2024-04-24 00:00:00 | 仮説・プロセス

 

ヒモトレ。3日目。

タスキ掛けは、とにかく『上半身のバランス』がイイ。
普段から意識する鎖骨と肩甲骨の『骨の位置』はもちろん。
そこに繋がる筋肉のバランスがイイのがわかる。
どこも無理していない感じ。
骨が重さを適切に支えている感じ。

わたしは、書き仕事をすることが多いので、肩が内側で固定されないようなストレッチを意識している。
けれども、肩の位置について『心配』が行き過ぎてしまうと、かえってやや後ろ気味に肩を配置してしまう癖がある。

それが、タスキ掛けで、不思議なくらいに整う。

特に首が楽。

面白いのは、ヒモを外したときだ。
ヒモを外しても、ヒモを結んだ状態をイメージすると、体感が変わる。

さらに、ヒモを結んでいるときにも、身体に結んだヒモをしっかり意識してイメージすると、より実感がわいた。
特に、タスキ掛けした背後の感覚に神経を向ける感じにすると、イイ。

 

この日、実は。
かなり濃いめのコーヒーをガッツリ2杯飲んじゃってさ。「あぁ~カフェイン摂り過ぎたぜ~」って、ちゃんとわかって。
……案の定、23時くらいまで冴えわたっちゃって。中途覚醒もあったし、変な夢もスゴイ見たし。
だけどね、それにしては、目覚めがよかった。


やっぱり、肩回りの『無理のなさ』『緊張のなさ』が、段違いにイイ。
これが、「バランス感覚」「バランスが取れている状態」なんだろう。

中途覚醒って、そのまま考え事しだしたりして、眠れないことも多いんだけど。
この夜は、そういう不安があまり出てこなかったな。妙な抵抗がなく、すんなりと脱力の姿勢をとれる。というか、ほとんど脱力していたので、改めて脱力する努力が全然いらなかった。


「身体が緊張していない」

「身体感覚に意識を向けやすい(心的抵抗が少ない)」

「脱力した身体を感じる」

「健やかな睡眠への移行」


身体が無理していない状態っていうのは、心も頭も無理していない状態になれるコトなんだろうな。

もちろん、逆も、また然り。

身体へのアプローチは、身体のケアだけで終わらない。
わたし自身を大きな範囲でケアすることになるのだ。


 


ヒモトレ。4日目。
タスキ掛けは、トレーナーの下にして、ヒモが見えないようにしてるよ。

バイトなので、少しちゃんとしたブラトップを着たりする。だが、アンダーの締め付けの、「そこじゃない感」がものすごい。

着替えようかと思ったけど、とりあえず、アンダーの締め付けよりも、タスキ掛けに意識を向けることにする。

そういえば、締め付けないブラを自分で縫って作ったこともあったな。最近は、アンダーのゴムがないブラトップが売っているので、だいたいそれを着ている。

ひとつの仮説。このアンダーの「ここじゃない感」が、呼吸のしづらさに影響していないか。

 

 

 


夕方のこと。

腰に巻いたヒモの先が、視界に入った。

「あ、ヒモトレしてるんだった」

その瞬間、意識が落ち着いた。

すると、数か月続いているモヤモヤについて、また変化が起きた。

怒れる、ムカつける。

被害的にならず、怒りを感じられる。

わたしの腰で、ちょうちょ結びの先が、揺れている。
腰に伝わってくるその揺れが、ものすごく心地よい。


怒りに囚われることもなく、感情に溺れそうになることもなく。

ただ立って怒りを感じている自分が心地よい。
新鮮。できるんだ。できるじゃん。

まるで、『怒り』の感覚を育てていくような感じだ。


――

 

 


ヒモトレの素朴な感想。
紐を巻くだけなんだから、もっと前から、自分の体感や欲求に素直に、やっていればよかったぜ。

 

 

 

 


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