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流山シニアアンサンブルの活動の記録
個人の感想、個人の趣味を交えて気の向くままに綴ります。

2024年1月14日練習日記

2024-01-14 20:55:26 | 日記

2024年1月14日(日曜日)晴れ

元旦から大きな災害が日本海側を襲った。流山市と姉妹都市である石川県能登町も甚大な被害を被った。

能登町を始め、災害に見舞われた地域の皆様にはお見舞いを申し上げると共に一日も早い復興をお祈り申し上げます。

我々にとっては2024年第1回目の練習日。こうして全員が集まり練習できることに感謝し、謙虚な気持ちで音楽に向き合いたいと思う。

昨年末で去った団員もいるが、今日は見学者が3名。設立から2年半。撒かれた種はやっと芽吹いてきただろうか?植物も同じだが、育てるのは簡単ではないが楽しみの方が大きい。

 

【今日の練習】

1.音階練習 C-dur A-moll 

  昨日の雪で冷え切った空気は容赦なく楽器も人間の身体も凍り付かせる。音階練習で徐々に楽器と体に血流が戻る。

  さて、音合わせをする時、ラの音を”442Hz"で合わせることは常識になりつつあるが、なぜ"442Hz"なのか? そもそも"Hz(ヘルツ)"というのは何なのか? ー 答えは ”1秒間の空気の振動回数”         低い音は振動が遅く、高い音は速い。心電図で見るような放物線状の波の形がラ”の音でチューニングしている時、1秒間に442回も現れるのだ。すごい!

  ”Hz”の説明はさておき、昔は”Hz"を基準にして周囲と音を合わせるという概念はなかったのだが、1939年のロンドン会議で”ラ”の音を”440Hz"で合わせると決まったそうだ。しかし、この数値にしなければならないということではなかったので、華やかに聞こえる442Hzが日本の吹奏楽などで主流になったということらしい。もっと詳しいことが知りたい方はnoteに投稿されている下記の記事をご参考に。 https://note.com/kagefumimaru/n/n22cc9c00a2dd

2.4声体和声によるハーモニー練習

  この練習をする時、自分のパートの音しか考えていなかったが、”ハーモニー練習”ということを忘れたらアカンで。 今日はC-dur ハ長調。1⃣の練習の中で ”長三和音はいくつありましたか?”と先生から聞かれたが、正解者はTさんだけ。さすがTさん! 長三和音、つまり”ド、ミ、ソ”の和音のこと。知らんかったわ。。和音の種類についても知りたい人、https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%92%8C%E9%9F%B3  ウィキペディアでお勉強ね。

3.”American Pops Medley part II "

    ”Diana" ”Rythm of the Rain" "Love Letters in the Sand" "Happy Birthday Sweet Sixteen" "Locomotion"の5曲からなるメドレー。オンタイムでご存知の人も知らない人も心が和む古き良き時代の曲ばかりだ。

”ダイアナ” ー ポール・アンカが歌った曲。エキゾチックなお顔立ちの歌手という印象があったが、レバノン系のカナダ人とのこと。”ダイアナ”は弟のベビーシッターへの片思いという設定の歌らしい。だから歌詞に”I’m so young and you're so old" とあるのかと納得。年上の素敵なお姉さまに恋したお坊ちゃま。自分が抱いていた曲のイメージとはちょっと違った。

”悲しき雨音” ー ザ・カスケーズの曲。曲の出だしの稲妻の音が印象にあるが、遠くへ行ってしまった好きだった女の子のことがなかなか忘れられないという歌詞。曲調は軽やかなのに、歌詞がなんだか悲しい。

"砂に書いたラブレター” ー”太陽の下、輝く砂浜に二人でラブレターを書いたよね。それを波が消すのを見て僕が泣く姿を君は笑ったが、波が打ち寄せるたびにラブレターは消されていく。それはまるで君が僕に嘘はつかないと言った約束を打ち消すように。。そして打ち寄せる波は僕の心の痛みもえぐる。”というような意味だろうか? パット・ブーンの声はおそらく悲しい失恋を優しく癒してくれるだろう。

”すてきな16歳” ー この歌詞の主人公の男の子のキラキラした気持ちが溢れている歌だ。子供の頃からずっと一緒のお転婆な幼馴染の女の子。憎まれ口も叩き合ったり、楽しい時間を過ごしたりもしたが、気がつくと目の前に現れたのは輝くばかりの大人の女性。 "sweet sixteen"の”sweet"という言葉、男の子の輝くような顔が目に浮かぶようで、ほのぼのした気持ちになる。

”ロコモーション” ー リトル・エヴァが歌った歌。(リトル・エヴァはキャロル・キングのベビーシッターをしていたらしいが、歌手としての素質もキャロル・キングに見いだされたとか)自分は昔ドリフターズのテレビ番組でゴールデンハーフという外国人と日本人とのハーフの女性四人組がこの歌を歌っていたのを聞いた記憶がある。”踊るのはABCを覚えるより簡単。さあ、リズムに合わせて楽しく踊ろう。汽車のように繋がって、みんなで踊ろう” "Come on come on , do the locomotion"という歌詞が耳に残る。

5曲とも昔ラジオから流れているのを聴いたことがある。だが、歌詞を今改めて読んでみると、短歌を読んでいるような不思議な新鮮な感覚になる。おそらく人間の心は今も昔も変わらないということなのだろう。歌詞を思い浮かべながら楽しんで練習したい。

次回の練習日は

1月28日(日曜日)9時~ 北部公民館 大会議室

今後の予定

2月11日(日曜日)9時~ 北部公民館 大会議室

2月25日(日曜日)9時~ 北部公民館 大会議室

 

 


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