フトアゴ達の主食の生き餌。
なるべくバラエティ豊かにと思い、あれこれと飼育繁殖してきました。
現在、自前でまかなえているのは、デュビアとジャイミルとワラジ虫です。
繁殖・飼育中止
イエコ
メリット
産卵→孵化→成長→産卵、と繁殖のスピードは申し分ありません。
繁殖・飼育も簡単です。
ラビットフードとキャットフードを粉砕して、それにけずり粉やきな粉を混ぜたものがメインの餌で十分。
あとは水を切らさなければOK。
フトアゴ達の食いつきも、まあ悪くありません。
デメリット
臭い。
先ず、掃除はこまめにしないと、もの凄く臭います。なんせ排泄物の量が半端ないです。
飼育部屋の外にまで臭いが漂ってきます。
特に換気のできない冬季間は酷いです。
脱走。
そして、この掃除の時に脱走する奴が続出。そして腹がたつことに、なかなか捕まらない。
あちこちに設置したゴキブリホイホイをかいくぐり、家中に拡散。
浴室にトイレに、台所に、洗面台にと、水のある場所に突如現れて、それはいつもタイミングが悪く、妻が使っているとき。👉怒られる⤵︎
落ちる。
いろいろ工夫をしましたが(餌の内容や量、隠れ家の材質等)、やっぱり落ちました。
なんでそんなに落ちるんだぁ?
もう落ちるのはしかたないと諦めました。
五月蝿い。
これは本当に五月蝿い。
数が数だけに、そのうるささは酷いもんです。
イエコの繁殖・飼育を断念したのは、ある時からフトアゴ達の食いつきが悪くなったためですが、丁度飼い主もどうしようかなぁと思っていた時だったので、あっさりと中止しました。
世話の手間はかかりますが、意外とイエコの世話は嫌いじゃぁなかったです。
最大のストレスは、妻の逆鱗に触れる脱走でした。
繁殖中止
シルクワーム
メリット
栄養価が高いらしい。水分とタンパク質が豊富らしい。
消化しやすい。
クネクネとした動きが食をそそる、みたいです。
動きが遅い、ので捕まえやすい。
掃除が楽。
臭くない。
鳴かない。
デメリット
楽だけど、毎日掃除しなければならない。
繁殖に手間がかかる。
餌代がかさむ→桑の葉を毎日採ってくればタダ→無理→シルクメイトを購入→餌代がかさむ
飼育していると、とても可愛くなって、餌にするのが辛くなる。
繁殖中
ジャイミル
メリット
落ちない。
脱走しない。鳴かない。
管理が楽。
何でも食べる。
繁殖が楽。
いろんなサイズが揃う。
アダルトは、結構なボリューム。
デメリット
栄養価が悪い、らしい。
消化も悪い、らしい。
1度キラーワームになった個体は、その後もキラーワームになって殺戮を繰り返すように思います。
そして、キラーワームが発生したケースは、かなり臭います。中途半端に食べられた死骸が腐敗臭を発生します。
脱皮直後の個体をコンスタントに確保するためには、結構な数を飼育しなければなりません。
繁殖中
デュビア
メリット
こちらも落ちない。床材を工夫するとひっくり返ってそのまま星になるのを防げます。
ジャイミルよりイエコより栄養価が高い、らしいです。
いろんなサイズが揃います。
フルアダルトは、かなりボリュームがあります。
フトアゴ達の食いつきもgoodです。
水切れにも耐えます(ある程度は)。
野菜や果物、ラビットフード等、なんでも食べます。
臭くない、鳴かない、脱走しない、です。これってとても大事ですね。
デメリット
繁殖スピードが、とても緩やか。
フルアダルトの雄は、見た目がGそのもの。
隠れ家の奥にいる個体は、餌や水分が不足するのか、扁平になりやすい。ので、定期的に隠れ家から全ての個体を出して、シャッフルする必要があります(飼い主の個人的な見解です)。
繁殖中
ワラジ虫
メリット
ほぼ放置状態で大丈夫です。
カルシウムが豊富。
知らないうちに増えています。
元手がかからない。
鳴かない、臭わない、脱走しない、ので、生きているのか、たまぁに確認が必要。
デメリット
繁殖スピードが遅い。
フルアダルトでもボリュームがない。せいぜい1.5cmくらい。小っさ。
ダニが湧きやすい(床材を湿った状態にする必要があるので、木炭やハイドロボールやバーミキュライト、ゼオライトなんかを混ぜて、ダニの発生を予防しています。今のところダニは湧いていません)。
ほとんど放置状態なので、飼育をしている実感がない、です。
まとめ
ストックする生き餌の条件 (あくまで我が家の場合ですが‥‥)
その1 容易に脱走しない
これはもう絶対に大事ですね。
誰もが虫を快く受け入れてくれるわけではないので、容易に脱走するのは却下ですね。
大草原の1軒屋でも、やっぱり脱走はまずいですよね。
その2 臭くない
その3 容易に落ちない
バタバタと落ちていくと、精神的にこちらが落ちます。
追:
シルクワームに再チャレンジしたい思いはあります。
シルクワームの繁殖と飼育について、しっかり勉強してみようと思ってます。