Team Land Cruiser TOYOTA AUTO BODYのブログ

ラリー参戦活動の模様や、その他関連情報をお届けします。

ランクル300 GR SPORTのラリー車について

2022-04-08 17:00:00 | 車両情報

みなさん、こんにちは!

TLCの角谷です。

最近は暖かくなりましたね。

私の住んでいるところは、だいぶ桜が散りました。

花粉も多く季節の変わり目なので、みなさん体調にはご注意ください!

(コロナ感染防止対策も引き続き頑張りましょう)

さて、公式ウェブサイトでもお知らせしましたが、我々TLCは2022年度の活動をスタートしました。

目指すは、ダカールラリー2023年大会でのランドクルーザー300 市販車部門デビューウィン!

(まだ公式に大会の開催告知はされておりませんが、あると信じてます)

 

とても大切な1年になりますので、みなさん引き続き応援よろしくお願いします!

そんなランドクルーザー300のラリー車に、実は私もほとんど会えておりません。

(コロナの影響で海外へ行けるタイミングが減ったため)

そこで今回は2月に実施したフランステストで、久々に会えたランクル300のラリー車について、お話したいと思います。

 

ベースはもちろんランクル300のGR SPORT!今回のテストでバージョンアップしたところを一部紹介させていただきます!

①シュノーケル

今後カーボン製になるかは未定ですが、今は純正のシュノーケルがついてます。

取付位置がランクル200のときと反対側になりましたが、フレッシュなエアーを吸うにも、川を横切るにも必須アイテムとなってます。

②室内

大きな変化点は無いですが、ルートブックがデジタル化(いわゆるタブレット)になることを想定して、取付け場所を拡張しました。

また、従来電動パーキングなのですが、手動のパーキングブレーキに変更されてます。(この写真では見えないです)

各種計器類の情報を映し出すモニターも、画質がきれいになり、より視認性が向上してます。

③リアドアウインドウ 

以前はFRPでしたが、材質がカーボンに!軽量化の効果もありますが、なによりレーシーですね

④後部座席

ロールバーに掛かっている斜めの黒い台形のボックスは脱出板入れです。まだ試作段階ですが、ロゴの切り抜きがされお洒落になっていました!

こういうところ、オシャレに敏感なフランス人の国民性なのでしょうか

⑤燃料タンク

以前も同じ位置に燃料タンクが搭載されていて、約400リットル入ります。

今回のアップデートは、このタンクに水準器がついて、クルマの姿勢(水平)がわかるようになってます。過去に、斜めの状態で燃料の残量を計測したら、実際は少なくて危うくガス欠でリタイヤしそうになったこともありました。たくさん入れすぎると「おもり」になってしまうので、車体を水平にして正確な燃料値をだせることは重要ですね。

手前にあるスーツケースは…現在調査中(笑)おそらく電動工具が入っていると思います。

⑦荷台

こちらも今まで同様にスペアタイヤと、そのほかスペア部品などが搭載される予定です。タイヤの下にあるは電動ジャッキ!今回は、暫定的(テストのため)にこの位置となってます。おそらく従来と同じく後部座席の左右につけられる予定です。

あとは、バックドアが上下開きではなくなったので、タイヤの出し入れはしやすくなったかもしれません。

 

今回はここまで!

これからも、テストか重ねクルマは進化していくと思います。

また改良されたり、追加された装置があれば紹介していきたいと思いますので楽しみにしていてくださいね!

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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ランクル200シリーズラリー車へのご声援、宜しくお願いします!

2021-06-18 18:00:00 | 車両情報

皆さん、こんにちは!

雨でジメジメした日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
ジメジメした気候は苦手ですが、道端に咲くアジサイがきれいで
癒されている加藤です。


さて、皆さん、日本時間6月10日の深夜に開催された
新型ランドクルーザーのワールドプレミアはご覧いただけましたか??


今回、TLCの三浦ドライバーが新型ランクル開発ドライバーの
一人としてプロジェクトとして携わらせていただき、ワールドプレミアでも
紹介いただきました!

 


ワールドプレミアの様子①

 


ワールドプレミアの様子②


まだ見れていない!という方は下記URLよりぜひご覧ください^^

https://www.youtube.com/watch?v=s2itaDXzQhU&t=798s

 


また、TLCニュースでも発表しましたが、TLCの新型ランクルでの
ダカールラリー参戦は2023年大会でのデビューを予定しています!!

どうして2022年大会からじゃないの?と思う方もいらっしゃると思います。

ダカールラリーの市販車部門へのエントリーには、生産開始後
一定の規定台数が生産されることが条件に設定されているからなんです。

TLCは2023年大会でのデビューを目指して準備を進めています!!

また開発の模様など、紹介させていただきますね!



新型ランドクルーザー(”300”シリーズ)海外仕様

 


先ほどTLCの三浦ドライバーが新型ランクルの開発ドライバーとして
プロジェクトに携わらせていただいたとお伝えしましたが、
新型ランクルにはダカールラリーの現場で得られた経験やノウハウが
フィードバックされており、「信頼性・耐久性・悪路走破性」が
さらに進化したクルマです。

新型ランクルでのダカールラリー参戦は私たちも楽しみですし、
皆さんもぜひ楽しみにしていてくださいね!


それに伴い、ランクル200シリーズラリー車でのダカールラリー参戦は、
次回、2022年大会が最後となります。


2021年大会の様子


TLCは2009年大会からランクル200シリーズラリー車と一緒に
ダカールラリーという世界で一番過酷といわれるモータースポーツの舞台で
戦ってきました。


ランクル200シリーズラリー車で初めてダカールラリーに参戦した2009年大会の様子

喜びも悔しさも共有し、戦友のような存在でTLCを支えてくれた

ランクル200シリーズラリー車。


TLCはラリー参戦活動を通してランクルを鍛え、改良を図り、ランクルはTLCに
もっといいクルマづくりのヒントを与え、成長させてくれました。


そんなランクル200シリーズへの感謝の気持ちを込めて、2022年大会では
市販車部門9連覇に挑みます!


世界中のファンの皆さんから愛されたランドクルーザー200シリーズの
ダカールラリーラストラン。


皆さん、一層のご声援を宜しくお願いいたします!!!

一緒にラストシーズンを盛り上げていきましょう!!!

 

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

 

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新型ランドクルーザー発表

2021-06-04 12:00:00 | 車両情報

こんにちは、TLCの三浦です。

いよいよ新型ランドクルーザーの発表がアナウンスされましたね!

日本時間6月10日(木)AM2:30に全世界同時に配信されます。

以下のURLからご覧いただけるので、発表を楽しみにお待ちください!

https://youtu.be/Jt7227GnJnM

英語版のみの配信となりますのでご理解願います。

 

こちらを読んでくれている方はほとんどの方が日本の方だと思うので、

なんでそんな深夜に発表するの??と疑問に思うかもしれません(汗)

 

では、なぜかというと・・・

ランドクルーザーは世界中の道を走っていますが、最も多くのランドクルーザーが走っている場所が中東地域です。

その中東時間(GMT+3H)を基準においたので、時差の都合で日本時間は深夜になったということですね!

でも、ご安心ください。今回のライブ配信はYoutubeで配信されるので、ライブ配信後もアーカイブ映像にて

新型ランドクルーザーの発表をいつでも閲覧可能です!

皆さんのご都合のつく時間で是非ご覧ください!

 

新型ランドクルーザーにまつわるエピソード、紹介したいことは盛りだくさんですが、

もう少しだけ楽しみにお待ちください!

 

 

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ラリー車の室内って??

2021-02-19 18:00:00 | 車両情報

みなさん、こんにちは!TLCの角谷です。

 

ダカールラリー2021が終わって帰国後1か月が経ちました。

2週間の外出自粛もあったせいか、時間経過の感覚が早いのか遅いのかよくわからない状態です。

 

そんな状況ですが、今回は少し専門的なお話をさせていただきます。

 

みなさん、ラリー車の室内ってどんな印象ですか?

 

個人的には、かっこいいシートやハンドル、シートベルトなんかがイメージ強いです。

 

ですが今回は、ちょっと違う視点でご紹介させていただきます!

 

まずは、運転席周りから!

ハンドルコラムにある液晶画面は、入っているギアとエンジン回転数と水温を表示します。

(ちなみに「0」はニュートラル)

ラリー競技中によく確認するため見やすい位置に配置されてます。

 

次に、送風口の上にある液晶は方位と速度を表示します。

競技中はGPSで速度管理されているので純正メーターは使わず、こちらの表示速度でコントロールします。

 

その右隣は、イリトラックモニター!

緊急時の電話連絡や、アクシデントの際の救助要請に使用します。

大会主催者の安全に関する装置で、装着が義務付けられています。

 

続いて、その下にある中央部に位置した一番大きな液晶は、

クルマのコンディションを知らせる情報が表示されます。

 

項目は、油圧、電圧、ターボ圧、フロントデフの油温、水温、Hi/Loギア、

デフロック、あとは燃料の使用量などが表示されます。

 

トラブルがあると、その項目だけ警告が点いて、すぐさまドラ/ナビが気づく

仕組みになってます。

 

 

今度は、ナビ席側にあるコチラ

当たり前ですが、ナビゲーションシステムです。

2つあるのは、単に予備ということもありますが、見ての通りたくさんの情報が記載されているので、

激しい走行中はなかなか見にくいそうです。

 

なので、選手によっては片方を距離、もう片方を方角にするなど表示項目を変えて、

見やすくして瞬時に判断できるようにする人もいるとか。

 

 

最後はシフト周り!

シフトレバーの横にあるのが、各種機器類のヒューズボタン!

普通のクルマと同じで、エンジンを切っても電源は落ちないので、

各種機器類は、このボタンがOn/Offスイッチになります。

 

その下にあるのは、車載カメラのリモコン!

スタートする直前にスイッチをオンにして撮影開始!

普段、みなさんが動画でみるドライバーが映っている画や、フロントガラスの外の風景は、

このスイッチを押さないと、録画されません。

 

最後に、一番気になる3×5のスイッチ類!

上段の左端から、順に

①センターデフロックのOn/Offスイッチ

②ラジエター冷却用ファンの強制作動スイッチ

③クルマのコンディションを表示する画面のページ送り用スイッチ

④表示モニターの明るさ調整スイッチ

⑤送風ファンの作動スイッチ

 

続いて中段の左端から、

①リアデフロックのOn/Offスイッチ

②空スペース

③ハザードスイッチ

④空スペース

⑤クーラーの冷媒作動スイッチ

 

最後に下段の左端から、

①Hi/Loギアの切り替えスイッチ

②空スペース

③ブースト圧の切り替えスイッチ

④使用燃料のリセットスイッチ

⑤アディショナルライトのOn/Offスイッチ

(夜間走行用に追加されたグリルの上に設置されたLEDライト)

 

 

こんな感じで、ドライバーもナビゲーターも覚えることがいっぱいです。

 

競技中に選手たちは、こういったスイッチ操作をしながら走っていると思うと、

また少し違った感じで楽しんで観ていただけるのではないでしょうか!!

 

 

最後に!

シフトノブが少し長くなっていることに気づきましたか??

もし、気づいた方は・・・かなりの・・・

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました♪

 

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ちょっとしたお出かけにいかがですか?

2020-09-21 17:00:00 | 車両情報

皆さん、こんにちは!
TLC事務局の加藤です^^

 

先日のル・マン24時間レースとWRCラリートルコでは
見事TOYOTA GAZOO Racingの皆さんが優勝しましたね!
本当におめでとうございます!!!

 

加藤はル・マンのオンボードライブ映像を見ておりましたが、
あんなスピードでコーナリングできて怖くないのかなぁ、
すごい運転技術だなぁと感じておりました。

 

さて、今日は皆さんにぜひ紹介したい乗り物があるのです!!!!!

 

それは!!!!!

 

トヨタ車体㈱が開発・生産する超小型電気自動車「コムス」です!!!!!

 

 

皆さん、コムスをご存じですか??

 

コムスは、2012 年7 月に「ちょっとお出かけ街までスイスイ
(Chotto Odekake Machimade Suisui)」をコンセプトに
気軽にちょっとおしゃれに近距離移動に適したモビリティとして発売されました。

 

そしてなんとこのコムスが2020年9月17日に累計販売台数が8,000台を突破しました!!!
(パチパチ)

 

ではコムスについて簡単にご説明しますね!

 

コムスは超小型の1人乗り電気自動車で、道路運送車両法上は
いわゆる原付扱いの4輪車で、第1種原動機付自転車(4輪)と位置づけられます。

・高速道路、自動車専用道の走行は不可
・登録は各市町村への届出
・車庫証明、重量税、取得税は不要
・車検は不要(クルマ維持のためにも定期点検を推奨します)

 

道路交通法上はミニカーと呼ばれ、普通自動車と同様の扱いとなっています。

・普通自動車運転免許が必要(AT限定可)
・法定速度:60km/h
・乗車定員1名、積載重量30kgまで
・2段階右折、ヘルメット不要
・シートベルトの装着義務(2020年4月1日より)

 

大きさは全長約2,400mm、全幅約1,100mm、全高約1,500mmと超小型です。
(大きさはグレードによって違うため、おおよその数字です)

 

TLCのラリー車と並べるとこんなに違います!

ラリー車の大きさは全長4,950mm、全幅1,970mm、全高 1,910mmなので、
数字で見ても小さいのが分かりますね! 

 

ちなみに、事務局の内山と比べると、、、

 

内山の身長よりも小さい!!!!
(内山は身長167cmのモデル体型です)

 

では中を見てみましょう!

 

中身はいたってシンプルなつくり。

 

メーター、ギア、ステアリング、アクセル、ブレーキ、サイドブレーキが
あるくらいですね。

ちなみにサイドブレーキは右手側についています。

 

ん?????????

 

左手側にあるギアを見てください。

 

 

R(リバース)とN(ニュートラル)とD(ドライブ)しかない!!!!!
P(パーキング)がないんです!!!!

 

コムスを止めるときは、Nにギアを入れて、サイドブレーキを引いてくださいね!!

 

それでは実際に走ってみましょう。

 

この日は内山にコムスでランクルを軸に回るように運転してもらいました。

 

 

(実際の走行動画はこちらのInstagramからご覧ください)

 

ものすごく小回りがきく!!!!!

 

これなら狭い路地もスイスイ行けそうです!
(もちろん、歩行者や自転車には十分注意してくださいね)

 

加藤も会社から撮影場所までコムスを運転しましたが、乗りやすく、
ちょっとそこまで~というお出かけにはすごく便利に感じました!

 

ちなみにTLCにメカニックを派遣してくださっている福岡トヨタ自動車㈱さまでも
コムスを取り扱いいただいており、岩浅メカ、中武メカもコムスの整備を
したことがあるそうです!!

 

 

整備は任せて!!!!と言っておりました。

 

コムスは100%電気自動車なので、走行時のCO2・大気汚染物質の排出はゼロ、
環境にも優しいエコカーです。

 

コムスについての詳細はぜひこちらのURLからご覧くださいね!

http://coms.toyotabody.jp/index.html

 

今日はコムスの紹介をさせていただきました!


ご覧いただきありがとうございました^^

 


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