Team Land Cruiser TOYOTA AUTO BODYのブログ

ラリー参戦活動の模様や、その他関連情報をお届けします。

ファーストエイド講習

2020-11-16 12:00:00 | その他

みなさん、こんにちは。

TLCの三浦です。

 

アンダルシアラリーから帰国後、2週間の自宅待機期間を終え、いよいよダカール本番に向けた準備を

進めています。本当ならば、昨日から再びフランスに渡り、完成した本番車両のシェイクダウンを行う

予定でしたが、フランス全土のロックダウンの影響により、こちらは中止。

本番マシンとの対面はサウジアラビアまでお預けです。

 

テストができないまま本番突入(今のところのアナウンスではダカールは予定通り、2021年1月3日スタート)という

厳しい状況ではありますが、時間は待ってくれないので、できる準備を進めていくしかありません。

 

そこで、まずは次回ダカールから規則化された大会前のファーストエイド(救急救命)講習の受講を

してきました。恥ずかしながら、AEDなどを実際に使ってみるのは初めての体験で、ラリーということではなく

自分の生活においてもとても大切なことだと感じました。

 

主な内容は、

①胸骨圧迫(昔でいう心臓マッサージのこと)

②AEDの使い方

③ラリーでのアクシデントを想定した救急キットの検討と使い方

④骨折時の対応(あるものでなんとか固定する方法など)

 

写真のような内容でしたが、何よりも驚いたのが、日本の例になりますが、救急車の出動回数。

なんと約5秒に1回は救急車が出動している計算だそうです。そして、そのうちでAEDが必要となる

ものが約20分に1回。誰がいつ、どこで遭遇してもおかしくない数字ですよね。

 

で、実際にやってみるとわかるのですが、胸骨圧迫にしろ、AEDの使用にしても、本当に

やっていいのか迷うのです。シミュレーションですら緊張感を感じるので、もしこれが本当の

場面に遭遇したら・・・

 

普通なら間違いなく動けなくなると思います。

しかし、その間に確実に生存確率は下がっていくのです。

いざというときに冷静な判断を下せるよう救急救命の知識、経験は最低限は知っておくべきだなと

感じました。

 

もちろんアクシデントなくラリーを進めていくことが一番大切なことなので、そのことを念頭に置きつつ、

緊急時は落ち着いて対処していきたいと思います。

 

そして、僕たちが働くトヨタ車体には従業員の健康診断などを行ってくれる健康推進部という部署が

運営する診療所が拠点毎にあるのですが、今回の講習はその健康推進部の方にお願いしました。

普段はあまり意識していませんでしたが、こういっった知識を持った方々が普段働く職場の近くに

いてくれることも分かり、安心もできました!ありがとうございました!

※記念撮影時のみマスク外させて頂きました

 

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