ココロのかけら

心のかけらを集めたら
君につながった
ここにつながった
透明なガラスのような
ココロのかけら

静夜

2006-02-21 | ヒカリ

月も星もない夜は
町の明かりが
きれいに光ってる
深く澄みきった夜には
すべての影が 浮き上がる

木の枝や
橋や
明かりの灯ったアパートや
小さく動く川面



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2 コメント

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お邪魔します。 (不思議原始人)
2006-02-22 04:00:55
 “静夜”、拝読しました。



 素敵な詩ですね。“静夜”って銘打ってしまうと、ついつい、「静」という言葉をつかってしまいがちなのだけれど、そんな言葉はいっさいでてきません。



 まるでなにかにすくいあげられるような気持ちになります。それはきっと「月」や「深く」や「影」といった言葉が、「静」をつむぎだしているからなのでしょう。



 また、“静夜”って、たぶん「静かな夜」という意味だけではなくて、そこには優しさや懐かしさが付随していると思います。そういう要素も描写によって表現されていて、とても心地良くなりました。



 また寄せていただきます。
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なんだか (かのこ)
2006-02-23 01:34:53
誉めていただいて、恐縮です。

でも、情景を感じ取っていただいていてすごくうれしいです!

流れる空気感が伝わるといいなと思います。



不思議原始人さんの、不思議な短編も好きですが(特にゴミの話)、また詩も読みたいです!



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