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鳥羽で発見された大型草食恐竜化石についての調査研究や催し物の紹介をお知らせします。
担当 鳥羽恐竜研究振興会

鳥羽竜保存の今後のあり方について懇談

2009年10月09日 | 行事の報告
10月7日、鳥羽市教育委員会で斉藤教育長、細木生涯学習課長出席の下に鳥羽竜保存の今後のあり方について懇談を持ちました。(鳥羽恐竜研究振興会の出席は、徳田事務局長、山下運営委員長、大川事務局員)
要望としては1.鳥羽竜化石発見現場を今後どのようにしていくか、2.当面の対策として①恐竜小公園の看板の地盤沈下補修整備、②現場付近の枯れ木の伐採、撤去のお願い3.新県立博物館建設に伴う「トバリュウ」展示について鳥羽市としての立場でその化石の有効活用について県・及び県立博物館へ働きをお願いしたいというものだった。

 要望の趣旨としては、「鳥羽竜現場の教育的、文化的財産又は観光資源としてその価値を再認識していただき、国、県、市および市の関係部署、道路管理者、地権者、漁協、鳥羽商工会議所、観光協会等関係する所組織・機関と連携を強化され、現場保存に抜本的な対策を講じていただきたい」という内容でした。

 教育長からも鳥羽竜の貴重な価値は十分に理解できるので市の関係機関とも連携を取りながら整備を進めていきたい。当面の現場整備作業についても現場調査をして予算処置などを検討したいとのお話をいただいた。県立博物館との話し合いなども機会を作って出かけたい旨の返事もいただいた。

 発見現場は今でも修学旅行生の対応や化石採集会の行事等で活用され、夏休みをはじめ休日にはたくさんの観光客や親子づれが見学に訪れてくれている。ぜひその活用度を考えて、鳥羽市全体でその活用のあり方や今後の整備を検討していくことの大事さを話し合った。
         まとめ 運営委員長 山下

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