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鳥羽で発見された大型草食恐竜化石についての調査研究や催し物の紹介をお知らせします。
担当 鳥羽恐竜研究振興会

足跡化石の見学会と保存作業を実施

2011年04月07日 | 行事の報告
12月4日(土)鳥羽竜化石発見現場でイグアノドンの足跡化石の見学会と保存作業を実施。
イグアノドンの足跡化石現場は毎年磯波に現われるので積んである土嚢が流されていきます。今年も秋の台風の後の波で土嚢が流されていたので教育委員会や会員、ボランティアの方にお願いして足跡化石の見学会と保存作業を実施しました。
     
   満潮時磯波に洗われる現場の様子
     
   積んであった土嚢が流される
 
はじめに今まであった土嚢を取り除けて足跡化石の様子をみんなで観察しました。表面には固定剤が塗ってありますが少しずつ劣化している状況がありました。そのあと不足しているところは袋に砂を入れて運びました。ベテランの担当者に基礎から丁寧に積み上げてもらいました。若いプロテクトナイチャーの皆さんにたくさん応援していただきました。
    
   土嚢に砂を入れる。
    
  みんなで土嚢を運びました。
今年は基礎の部分に近くに落ちていた大きな石で固めて頑丈にしました。その上にネツトをかけ、ロープで固定しました。これで大丈夫だろうと一安心しました。しかし、自然の驚異はこれだけではすまないのでいつ大波が来るとは限りません。安心できる保存活動が必要な時期です。

    
  完成した現場  
    
   参加したメンバーの皆さん
    
   鳥羽恐竜研究会と教育委員会の皆様 斎藤教育長も毎年参加してもらっています。

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