朱鷺色の天使

ソロモンオウムをはじめ沢山の鳥さんとの日々、を綴ります。また、元エホバの証人の2世です。そのネタ投下もします。

レイ君の優しさと宗教と

2013-02-02 23:21:27 | ペット
この前の不幸で、大分父は親族からボコボコにされたそうで。なんとも、宗教にのめり込んで子供の人生を食っちゃったと。

・・・事実ですね。いまだに両親エホバまっしぐらですからねぇ。人生左右されたのは、私も弟も同じです。私は壊れたポンコツに、弟はいまだ未婚です。

あの場にいた弟、たまったもんじゃなかったらしく、余計に疲れていたようで。レイ君、どうやら弟に気を遣っていたようです。レイ君は本当にわがままですが、どこでわがままをかますか、優しさを見せるか、すごい賢く使い分けます。

まあ・・・どうやら父方の親族からはわたくしポンコツ認定みたいです。もう説明する気もうせましたし、今後は一切父方の親族とのお付き合いはなしにする旨両親に伝えました。そうですねぇ、結婚もしない、子供も作らない、病気もち。ポンコツと言われればそりゃそうだ。とりあえず、父方の親族のおつきあいはすべて病欠ということにしました。

父と母は親族同士、私はかなりのインブリードです。ですのでこれまた親族のお付き合いが難しくってもうこれだけでもかんべんなのに宗教だの病気だのまあこんがらがりました。どうしましょうねぇ。

過去はどうしたって取り戻せません。受けた傷も癒えるのを待つよりありません。それぐらい大きい傷です。ですので常に今を大事に生きています。けれど時々こうして事実を突きつけられると・・・やはりフラッシュバックします。

どう考えても祈っても人は生き返りませんから私は本当に宗教はだいっ嫌いです。癒しにさえなりません。むしろ有害です。毎日人の生死を見ていると、神様なんていないですよ。なんで赤ちゃんが死ななきゃいけないんでしょうか?原罪?ふざけるなですよ
本当に。反対にいけしゃあしゃあと悪人は生きてますしねぇ。逆にこの辛さから宗教に頼る人もいますけど、まあそりゃ本人はいいですよ、本人は。子供にまで押し付けるのはやめてほしいですよ。迷惑ですよ。

人民のアヘンとはよく言ったもんですね。完全同意です。事実を見ようよ・・・そう思います。

しかし人間のお付き合いは、しかも親族のお付き合いは・・・正直めんどくさいです。その上インブリ。手は出さない。助けられる距離にいたのにね。それで口は出す。まあ、べつに助けてもらいたくもなかったけれど、口出しはいい加減やめてほしいですね。こりゃうんざり。

遠い親族より近くのレイ君!ホントそう思います。「生きて!生きて!生きようよ!」レイ君本当に優しいな。

ぶっちゃけ生きてるのと生きるのやめるのどっちが楽?と聞かれれば、一人ならまあどうでもいいかな、と答えます。一人でなければ生きますよ!生き抜きますよ!

とりあえずかれんはポンコツですけど大丈夫です!!

一番飼育が難しい動物

2013-02-02 00:17:31 | ペット
一番飼育が難しい動物って何?と聞かれると、私は「人間ですねぇ」と答えます。笑う人半分、ぽかーんとする人半分。笑う人は大抵子育て経験者です。

家にも実に飼育の難しい人間がいます。妹です。年齢的にも思春期だから仕方ないのかもしれませんが、まあ可愛くないですね。実は弟からも「あれはちょっとなんとかしないとまずくね?」という話が出ていまして、弟なんか私よりはるかに優しく辛抱強い性格なのに感じてしまうんだからまあ、どうしましょう・・・と思ってはいました。

二階のわが城から降りてきますと、妹は不機嫌そうに椿油!を連呼していました。お相撲さん?わけわかりません。私が座ると「じゃま!」これは今日、調教しないといけないようですね。まあ、いきなり怒るのもどうかと思い、話を聞いているとどうも自分の髪はぱさつく、椿油がいいとネットで見たと言っています。
「椿油って、結構臭いよね。」
と母を見るとペンをやかんの湯気に当てています。
「何してるの?」
「いや、ペンがかけないって大騒ぎでさ、あっためると書けるかもと思って。」
「見せて。これもう中身乾いてるよ。分かった、お姉ちゃんの万年筆貸してあげる。」
・・・私も文房具は好きです。大事に使っています。取って置きの万年筆で黙ってくれるかな?
「これじゃなくて!」
ああ。私もう爆発してもいいですかね。まあ、もうしばらく待ちましょう。
「ネットで椿油臭くないって」
母は呆れ顔。
「臭うよ。それにべたつくし。」
私はききました。
「んで、クラスの何割ぐらいが良い感じの髪なの?」
「9割!」
驚きです。なかなかクオリティ・・・んなわけないだろう!!
「私を年をとってから産んだからだよ!お弁当もね、代わり映えなくて・・・」
時計確認。夜中の十二時過ぎ。子供は寝ましょう。
「よし分かった!!」
私はもうあきれ果てました。調教しないとまずいレベルです。いや、体罰は禁止ですよ。ええ。
「お弁当は明日からお姉ちゃんが作ります。彩りよくね。ごはんにはトトちゃんのペレットを散らしましょう。きれいだよ~。おかずは冷凍ヒヨコね。黄色だけでは色が足りません。ピンクマウスも付けましょうね。隙間には冷凍コオロギね。」
母苦笑。
「ペンは昼間に買えばよかったでしょう?管理が悪いから乾いちゃったんでしょう?」
怖いです。お姉ちゃん怖い。
「椿油は買ったら必ずなくなるまで使いなさい!あとで文句言うなら買いません!」
妹、涙と鼻水垂らしながら退散です。自分の部屋があるのに両親の部屋でまだ寝てますよ。まあ、夜も遅いのでおやすみなさい。

まあ・・・かなり甘やかされた事は事実です。両親は私と同じ思いをさせたくないから大事に育てたんだよ、といつかぽろっと言っていました。しかしどうしましょうね。このまま進学するにしてもなんにしても、ご挨拶も出来ない、常識もないこの状態では本人が辛い思いをするのは明白です。
「このままでいいの?」
母に聞くと
「まずいよね」
そりゃそうですよ。
「まあ、明日ペンは買ってくる。」
母はお茶を入れだしました。その後・・・がっつり愚痴を聞かされたのは言うまでもありません。どうやら私、しばらく汚れ役やらないとまずいらしいです。うえ~ん。

ご安心あれ、お弁当は母が作りましたので。冷凍ヒヨコ・・・の類は入れてないですよ。入れてやりたかったけどね、私は!

かれんは人間の飼育はへたくそです。ああ。また怒るのか。うえ~ん。