朱鷺色の天使

ソロモンオウムをはじめ沢山の鳥さんとの日々、を綴ります。また、元エホバの証人の2世です。そのネタ投下もします。

自分の主治医の話・・・名医はどこにいるのでしょうか?

2013-02-18 00:38:45 | ペット
病気持ちの私ですが、実際通っているのは働いているところではありません。もっとも、今の職を得る前に出会いました。

実は私はものすごーくナーバスです。信じられませんよね。まあ黒歴史もありますしね

ででして、今通っているのが個人のクリニックなんですが先生が大学の医局にいたときに出会いました。医師というのは大学を出て、医局に属し(他の大学に行く場合もあり、また違う経路もあり)そこから大学がらみの病院へ飛ばされ、そのまま勤務医になったり、個人でクリニックを開いたりするんです。何といいましょうか、なかなか大学との絡みは大変らしいです最近では自分らしくありたいという医師が多く、開業を選ぶケースが増えているそうで。・・・職としては最高かもしれませんが、かなりの重労働ですよ。勤務医である限り、夜中でも休日でも呼ばれたら病院へ行かなければなりませんおちおち酒も飲めないです。今から医師を目指す人は覚悟されたし

つまりは勤務医から開業まで付いていったんですね。相性が良かったんです。相性は大事です。それに長年のお付き合いも大事です。いったんここにかかろうと決めたら、腰をすえて通うといいです。もちろん、中にはダメダメも混じっていますので相性のいい、信頼できる医師と出会ったら、ですよ。

もう本当に長いので、こんな事もありました。名前を呼ばれたので、診察室に入りました。今日は自分としては調子はまあまあ、決して悪くはない感じでした。
「こんにちは~」
私が一言挨拶をした時です。彼がすかさず言いました。
「風邪ひいたでしょう?」
びっくりです。ぽかんとしていると
「声がいつもと違うよ。いつもあなたの声を聞いているから分かるんだよ。」
実際、診察してもらうと本当に風邪でした。

驚きでした。確かに私の病気は、免疫力が落ちる薬も使っているので感染症には注意です。しかしここまで的確に指摘できるなんて本当に自分の事をしっかり診てくれているんだと実感しました。

病院ではけっこう流れ作業的な対応をされた方も多いと思います。もちろん、それでもきちんと診察をしているんですがいきなりずばっと断言された人は少ないんじゃないでしょうか。クリニックの医師です。しかし私にとっては名医です。

でも、面白い一面もあります。開業して間もなく、エコーが導入されました。こういう機械は高価ですので、導入するのは多分大変だったと思います。調べてみると驚くと思います。小さな器具でもけっこうするんです。これは獣医さんでも同じことで、一通りの器具を備えるのは涙ものです。
・・・その日たまたま私は腹痛が少しありました。もう先生から使ってみたいオーラが出ています。
「エコー入ったんだよ。検査してみる
まあ、別に断る理由もないですし、どれだけ使えるのかな、なんて意地悪な私は同意しました。まあ、先生嬉しそうでした。
「じゃあ横になって。」
ちゃっちゃとお腹にゼリーを塗ると、すごく細かく説明してくれました。以前にも他の病院で同じ検査をしましたが、これがどの臓器でどういう状態か逐一丁寧に説明してくれたのは初めてでした。今までどうみても霜降りにしか見えなかった画像を、分かりやすく説明してくれて素人目にもなんとなく分かるぐらいにはっきり映して説明してくれました。これはできるな、と思ったら、エコーの勉強会があり、そこでスキルを積んでいるそうです。・・・結局問題無しでした。

名医は大きい病院にいるとは限りません。医師は大学でスキルを積んでいますので、クリニックでもクオリティが劣るわけでもありません。機械がなかったら大きい病院で検査や画像をとってクリニックで先生に確認してもらえます。大きい病気でしたら大学病院などを紹介してもらえます。

名医は、たぶん近くにいると思います。