誰にだって逃げたい時があり、逃げ込める場所が必要な時がある
思春期の時であれば、なおさらそういう時がある
これは、そういう時の心の葛藤を出来るだけ言葉にしたつもりのブログです
最初は都合が悪い時だけの隠れ家として、自分の心に内側から鍵を掛けるようになっていった
その空間では、ひと時の安らぎを得られ、誰も私を傷付けない、
その心のひどく化膿した傷口から血が落ちなくなるまでのICUとしての空間だった
血が落ちなくなるまでの間からその治らない傷が少しでも良くなるまでと
長いことその空間に居ると、自分で掛けた鍵をなくしてしまう。
このままでもいいかと誰もいない空間に
自分以外の誰かに許可を求め始め、焦燥感と不安に傷口はどんどん化膿していった
その感情が傷口から恐ろしい怪物を生み出してしまう
その怪物から身を守るために鍵の変わりに武器を求めるようになり、
より激しい言葉を、より激しい態度を
手に入れた武器を向けるのは、
自分を助けようと必死になってくれた人々だったって気づいたのは
ずっと後だったんだ。
傷つけた人々の心には私に対するバリアって言うか、壁が出来ちゃって。その壁がまた私を深い闇へと堕とし込んだんだ。
とある人からの相談を文章にするとこんな感覚かなと思います
戦う、守るという選択の価値観では武器と盾が必要になり、
傷つけ、傷つけられる覚悟が必要になってしまう
そんなことなど望んでもいないのに
奪い合い、騙し合いの世界観を作っているのは
他ならぬ自分自身なのかもしれない
その世界観にどうして?と苦しむなら、
築き合い、支え合いの価値観を持てるように苦しんでみてもいい
その手に握りしめている武器や盾が
本当に必要かどうかが見えてくる