願いのその先は3

2020年06月19日 07時50分49秒 | 日記




何年ここに居るのだろう?


何百年?何千年?


分かるのは、幾千、幾万の願いや想いの受け皿としての存在だということ



身勝手な願いも、想いもこの子の宝箱へ入っている



思えば、八百万の神々の国だからこういった存在がいてもおかしくはない


人が何かを願い、誰かを想うとその目に見えないエネルギーは発せられる


叶う、叶わないという事が焦点ではなく、


願う、想うというそれ自体がこの子を作っている


でも、それは酷く残虐な事なのかもしれない


願いや想いは叶えられ、遂げられる期待を込められて発せられる


例え、その5分後に忘れてしまったとしても、


この子にとっては、大切な人との唯一の繋がりであり、縁になってしまう


大切な人、一人一人に忘れられていく・・・


それでも、大切な人の大切な宝物を守り、叶えようとしてくれている


その宝物を献上する神の使いとして、神々と人との間を持つ使者として


誰かに感謝されるわけでもなく、存在すら知らされない



願いや想いは、神様が叶えてくれるんじゃない


誰の中にもその子は存在しており、願える、想いやれるあなたの心が


現実世界に投影されているとしたら、


現実と理想の狭間の深層心理の中にある


一人の子供の事を祈ってあげて欲しい


願うことが出来る、想いやることが出来るあなたの心に祈りを!