ミーニャの納骨堂が火事に・・・！！

今日は我が家の愛猫ミーニャのお話をしたいです。
今は亡き愛猫ですけど・・・






去年の7月7日に20歳で天に召されました。
耳の裏にしこりが見つかって2か月で亡くなってしまいました。

そのしこりが癌で耳から喉元まで転移してしまい、
ご飯も水も飲めなくなり、最後は息も出来なくなってしまいました。

しこりを見つけた時点で病院に行ったのですが、その病院ではこんなに大変なことに
なっているのを発見できずに手遅れになってしまいました。

ミーニャは奥さんの連れ子でもう一匹ミミと3人でウッチャンのところに来たのです。

ミミは意外に勝手で甘える時だけベタベタ。
普段は知らん顔！

でもミーニャはいつも一緒にいて、横になっていました。
ミーニャと呼べばお腹の上に上がってくるし、ご飯食べてても
早くこいとウッチャンを呼ぶのです。
ほとんど家に居る時は一緒でした。







その時は日常のことで普通のことでしたが、いなくなってさびしいこと。
幸せな時間だったんだなと改めて思いました。





そんなミーニャが亡くなって49日がたった後、火葬した納骨堂
に遺骨を預けていたんですが、先月の3日に納骨堂が火事になったんです。

午後2時過ぎの出火だったらしいんですけど、その日の夜も次の日の朝も知らずに
会社に行ってました。何も連絡がなかったのです。

会社にいて、奥さんからの電話が泣きわめいていて何を言っているかわからず
ただ、ただ事ではないことだけはわかりました。

少し落ち着かせて聞くと、納骨堂が全焼したと新聞に載ってたとのこと。
半狂乱になっている奥さんが「帰ってきて、納骨堂の様子見てきて」と、・・・
ウッチャンは社長にお願いして早退することに。

なぜ奥さんが半狂乱状態かというと、何カ月かミーニャの夢を見てて、
ここ数日、ミーニャをたたいたり、いじめたり、ありえない夢を見てて、
気になって、気になって、火事になったその日の午前中に納骨堂に行って
今度の日曜日に遺骨を引き取りに来ますと伝えたばかりだからです。
ミーニャが何かを伝えたくて、家に帰りたがってると奥さんは思ったそうです。

ウッチャンは早退して、まっすぐ納骨堂に向かいました。
ちょうど出勤ラッシュにあってしまい、あせるけど前には進まず、
「全焼って言ってたけど、どんなことになっているのか？」
不安と心配で時間が遅く感じました。

やっとのことで納骨堂の近くまで来ると、屋根が残ってました！
もしかしたらと玄関前で止まると、あちらこちら真っ黒に焼けていて、
玄関も影も形もなく、奥の方まで見えて、なんとなく棚が残っているように
見えたので、すぐに駐車場に車を置き、真っ黒になって倒れてる柱や残骸の上を
走って「ミーニャ」と叫びながら入って行って、ミーニャの棚の前まで来ると
真っ黒にはなってましたが棚がちゃんと残ってました。

この日は雨が降っていて暗い中、骨壺を手探りで探すと形は残ってました。
確認のため写真立てを探すと、焼けただれて写真はなかったけど、フレームに
ついている星の飾りがありました。
ミーニャに間違いないありません！
思わず「ミーニャ」と言って泣きました。

こんな目にあったのに昨日から朝まで知らなくてかわいそうだったこと、遺骨は無事だったこと、
涙がポロポロ流れました。
気がついたら頭に雨が！その場所の屋根がなかったのです。

すぐにママと迎えに来るよと言って納骨堂を出ました。
出るときに見えたのが玄関に近いところはやけ崩れて何もありませんでした。

家に帰る時は、どんなことになっていてもちゃんと奥さんに話さなけゃと思っていました。
奥さんに「ミーニャ大丈夫だったよ！早く迎えに行くよ！」と言うと奥さんは号泣です。
二人で抱き合って泣きました。

ごみ袋やタオルを持って迎えに行きました。
骨袋の底の方だけ模様が見えるくらい、骨壺は外側が真っ黒、
写真立ても熱でとけてフレームだけ・・・
周りに飾って合ったぬいぐるみやお花やお菓子なども真っ黒で形がありません。
少しでも残っていたらミーニャと一緒に持って行こうと思ってましたがあきらめました。
かわいそうだけど置いてきました。

結局真っ黒になった骨袋と骨壺だけ持って帰りました。
家に着いてから二人で「ミーニャが無事で本当に良かった」とまた泣きました。

その日のうちに新しい骨壺を買ってキレイなところに入れてあげました。
骨袋はその日のうちにネットで頼みました。

こんなことってあるんですね。
納骨堂が火事になるなんて。
ミーニャが夢にでてきて異常を知らせて、家に帰りたがっていたこと。

ミーニャは家に帰って来れたけど、焼け落ちてなにもなくなってしまった
子たちのことを思うと・・・

数日後、経営者からあやまりの電話があり、焼け跡の建物の解体の前に
合同の慰霊祭の案内にもお詫びの文字がなく、慰霊祭の始まりの前にもお詫びの
一言もない・・・

自分たちの大事だった子を預けていた納骨堂の経営者が・・・

とにかく言葉もありません！！

ミーニャが無事に帰ってきてくれたことだけが救いです。



居場所のなくなった子、帰ることができなくなった子のご冥福を
祈ってあげてください！

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