今回、用意できたのは、桜、カリン、イペの3種類。
左手の丸棒がカリン。板状のモノが問題のイペ材ですね。イペ材は南米アマゾン川流域産。寸法変化が少なく、耐水、防虫性に優れているらしい。
用途は船舶材、桟橋、ウッドデッキなど。と、木の弱点は見事クリアー。
でもね・・・木の利点である加工し易さを捨てちゃったんだなコイツ。
とにかく堅いの何のって!普段、金属ばかり相手にしている自分は、とりあえず金ノコで・・・
これホント木か?で、庭にあったボロいノコギリの目立てまでして、泣きながら4日程かかって
金ノコ併用で左手も使い。3枚切り出した。疲れました~イペちゃんは今回限りにしたいです。
切ってから、切り出しナイフで表面を削ってみると、黄色い色が見える。
解りますかね?この黄色はパラコールといって、おかげで虫さんに食べられずにすむ、
らしいです。その前に、私が虫なら、こんな堅い木、食べません。。
なんとか10個出来ました。4㎜のナットなら普通に売ってるのだが、それではベストではない。
ベストでないなら自分で作るしかない。という崇高な理念(?)の基、作ってみました~
材料は、アルミの中では最高強度の7075材、10㎜丸棒。
RG400Γのシフトのリンケージを作る時、買った物です。約1週間掛かったよ、疲れた。
丸棒の真中にボール盤で穴を開けるのは、マグレじゃないと無理ですな~
今回、ナイフの柄は木なので、広い面積で締めたい!考えた末がこのナット。
なんちゃって黒染めで塗って、ようやく完成。
私の思想として、ナイフの柄は交換出来ないとイカンと思うのよ。
なので、頭を削り取るラブレスやシュナイダーボルトは使いたくなかったの。
だってカリンもイイけど、桜もどうかな~?なんていうのも楽しみのひとつでしょ。
そうそう、木については今回、えらく苦労をした材質があります(イペ)、それはまた後日。。