ロシアのウクライナ侵攻が、コロナに続いて日本にもたらしている状況は、庶民は普通に生活していく必要があるので、緊張がもたない、というものであろうか。
私の場合、こう毎日、ロシアでは、緊張が持たなくて、鬱になってしまい、薬を飲んだら今日はぼんやりしている。
普通のノルマを果たして一日を終るのが、理想の一日である。
けれども、このような非常事態、緊張状態の連続では、いったい自分は、仕事をいつか首になるのであろうか、
などと考えて、暗い世相のなか、より一層自分の色彩が暗くなる。
自分というものが今日まで仕事を続けられたのは、日本が大丈夫であったからだ。
その日本が今日はじまったような激動のなかに置かれ続けたら、民主主義であろうと、専制国家であろうと、
舵を失った船のように漂白してしまうのではなかろうか。
どうか、明日も仕事が続けられますように。
再び明るい世界がきますように。