アンティーク青葉2021

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同調圧力というものであろうか

2022-03-10 16:06:00 | 日記

世界の情勢を見ると、世の中は民主主義国家と専制国家に分かれ、アメリカが言うには、世界の価値は民主主義にしか無いらしい。いわば専制国家は誤ったあり方であり、民主主義に世界を全部しないといけないらしい。

これは、地球儀的に言うならば、米欧の民主主義圏に対し、ほかは東洋の専制国家体制であり、米欧とくにヨーロッパと接する地帯は、二つの認識のずれによる紛争地域である。

中国がロシアを擁護するのは、米欧的価値観とくにアメリカ発の民主主義が、ロシアに及んだら、ロシア帝国は不安定化さらには解体するおそれがあり、次にアメリカ発の民主主義の大波が押し寄せる先は中国となるからである。

ひょっとしてそうなると、古代から続く中華帝国の枠は完全にバラバラに崩壊してしまうかもしれない。

つまり、アメリカ発民主主義は、東側と西側の両側から、ユーラシア大陸中枢部を攻めることになる。

日本も、天皇制護持のもとで、アジア的国家体制を守っているが、ロシアや中国が崩壊したら、波に覆われた岩のように海の藻屑として歴史のなかに消えていくかもしれない。

否、歴史そのものを否定するアメリカ発民主主義は、日本が歴史の渦のなかに消えていくことすら許さず、

産業化のなれの果てに荒廃した自然、人心を残して、放置されるかもしれない。

アメリカが正しく、東洋はみな間違いということでいいのだろう。

歴史的に形成されてきたものを、ただの時間の無駄のごとくのたまわり、歴史無き民主主義国家がアメリカにとってはすべてだという。

東洋の根底にあるものは歴史である。

アメリカの経済圏ならびに、アメリカが祖国として頭が上がらない、西欧諸国にはNATOをして操作し、アメリカはなにを求めるのか。

そもそも、アメリカの民主党政権こそは、日本の広島・長崎に原子爆弾を落とした張本人である。

焦土化した広島・長崎を見て、これで民主主義を完成したとアメリカは思ったのではないか。

歴史無き民主主義は理想論的で美しいが、歴史あるなかで歴史を経てきた東洋の価値も見落としててはなるまい。

アメリカが民主主義、ロシア・中国が専制国家ならば、日本は同調圧力の国である。

第2次世界大戦中のように、日本では、バイデン大統領の言葉を、無意識的に唱える呪文の国である。

日本は民主主義でも専制国家でもなく、今や同調圧力の国である。