先日の「ちゃっかり温泉」と同じく久住昌之・著(先日シーズン4が終わったドラマ「孤独のグルメ」でおなじみ)。
「ちゃっかり温泉」を読んでみた
http://18kipper.blog.fc2.com/blog-entry-308.html
御徒町、荻窪、成城など、主に東京都内にある銭湯に行った体験レポートと、温泉ついでに近くの店で飲食したエピソードを独特の鋭い観察眼で語るエッセイ。
(やはり料理の話は欠かせないほか、作者の昔話など脱線も多い)
1話の長さは20ページ位とまあまあ読みやすい長さで、先生独特の優しいタッチで描かれたイラストを交えた銭湯の施設説明、入浴客(温泉なので裸の絵)、料理がこと細かく記録されている。
また、前置きで他の宿に泊まった話を綴っている回もあり、珍しい宿が好きな自分にとっては興味深かった。
似た著書に「昼のセント酒」というのがあるが、今作は「(朝)湯上り後に朝ビール、この余裕と贅沢で一日スッキリ」というのがテーマで、早朝から営業している銭湯やサウナ施設が取り上げられているのが特徴。
(一昔前の「朝活」ブームに乗った連載だったのかもしれない。実際作中でも、仕事前に一風呂浴びてるサラリーマンが多数いることが描かれている)
また例によって、「孤独のグルメ」の原作のモデルになった赤羽の「まるます家」(以下写真)で「ジャン酎モヒート」などを飲み食いした話なども入っていて、他の著書も読んでいればより楽しめそうな一冊となっている。
あくまでメインは料理でなく銭湯なので、「孤独のグルメ」以外の著書も読んでる「久住節」(モノローグや細かいツッコミが多い? だが、それがいい)に慣れている方向けと思われる。
「ちゃっかり温泉」を読んでみた
http://18kipper.blog.fc2.com/blog-entry-308.html
御徒町、荻窪、成城など、主に東京都内にある銭湯に行った体験レポートと、温泉ついでに近くの店で飲食したエピソードを独特の鋭い観察眼で語るエッセイ。
(やはり料理の話は欠かせないほか、作者の昔話など脱線も多い)
1話の長さは20ページ位とまあまあ読みやすい長さで、先生独特の優しいタッチで描かれたイラストを交えた銭湯の施設説明、入浴客(温泉なので裸の絵)、料理がこと細かく記録されている。
また、前置きで他の宿に泊まった話を綴っている回もあり、珍しい宿が好きな自分にとっては興味深かった。
似た著書に「昼のセント酒」というのがあるが、今作は「(朝)湯上り後に朝ビール、この余裕と贅沢で一日スッキリ」というのがテーマで、早朝から営業している銭湯やサウナ施設が取り上げられているのが特徴。
(一昔前の「朝活」ブームに乗った連載だったのかもしれない。実際作中でも、仕事前に一風呂浴びてるサラリーマンが多数いることが描かれている)
また例によって、「孤独のグルメ」の原作のモデルになった赤羽の「まるます家」(以下写真)で「ジャン酎モヒート」などを飲み食いした話なども入っていて、他の著書も読んでいればより楽しめそうな一冊となっている。
あくまでメインは料理でなく銭湯なので、「孤独のグルメ」以外の著書も読んでる「久住節」(モノローグや細かいツッコミが多い? だが、それがいい)に慣れている方向けと思われる。
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